説明ぢゃ
ほっほっほ、どうも、くまの爺です。
こんにちは!弟子です。
弟子よ、ココからは武将の評価方法について説明していくぞい。
わかりました。よろしくお願いします。
うむ、まずは評価項目じゃ。今回は軍事、統率、知謀、政治の4項目になるぞい。
んん、師匠、武力はないんですね?小説では一騎打ちが頻繁にあるみたいですが。
そうじゃ、小説ではあちこちで一騎打ちが行われており、戦場の華とも言える。しかしそれは小説だけの話、正史で一騎打ちは僅か2、3例を除き、ほとんど行われておらん。
それはつまり戦争も小説と正史ではだいぶ違う、と言うことですか。
そうじゃ、既に古代中国は集団戦のシステムが高度に発達しておってな。有名な孫子の兵法とかも、それを論理的に説明したモノとも言えるのぢゃ。
1800年前にそこまでのシステムがあるってすごいですね。
そうじゃ、そして孫子の兵法に注釈を入れているのが最初に述べた曹操ぢゃ。彼はまさにこの時代最大の巨星と言えるじゃろう。彼のことを紹介できる日が楽しみじゃのう。
それじゃ、師匠、各項目についての説明をお願いします。
軍事能力
まずは軍事からじゃな。
軍事は率いる軍の勇猛さ、敵陣を陥落させる能力の高さを表したものぢゃ。勇猛なエピソードや、個人の武勇伝等がある人物が、ワシの評価では高くなるかのう。
また軍事の高さには副次効果もあるんぢゃ。
副次効果とは何ですか?
うむ、部隊には兵士数と士気値とあってな、戦場でどちらかが0になると率いる部隊は敗走する。じゃが、実際は全滅するまで兵士が戦い続けることはあり得んのぢゃ。大体2割の兵士がやられると大損害、と言うからな。普通は全滅の前に兵が逃げ出す。
部隊のやる気を士気の高さとするのじゃが、軍事が高いと士気の最高値も上がると考える。簡単な図を入れるぞい。<アイコンは部隊マークみたいなもんじゃ。
軍事能力で士気にここまで差がつくんですね。士気が高いと部隊の強さもさらに上がるんですか?
そうじゃ、軍事の高い武将が十分に訓練した士気の高い部隊を率いると相乗効果で更に強烈な一撃を相手陣営に叩き込むことができる。勇将の下に弱卒無し、と言うやつじゃな。
軍事については良く分かりました。
統率能力
続けて統率にいくぞい。
統率は率いる軍の陣形を崩さずに、きっちり指揮することができる能力の高さを表したものじゃよ。防衛で目立つ実績のある人物や、大軍の指揮をこなす人物、陣を崩すことなく、整然と操ることができる。そう言った才能のある人物が評価が高くなるのう。
またこちらにも副次効果はある。こちらは粘り強く戦う、軍を維持する能力の高さから、統率が高い部隊は士気の低下速度が緩やかになっていくのじゃ。こちらもイラストを入れてちょっと分かり易くしてみようかのう。同じ軍事能力の敵から攻撃を受けた時の士気減少量、数値はまあ適当ぢゃ。
それじゃあ軍事と統率が高い武将は士気の最高値が高く、より0になり難いってことですね?
そうじゃ、じゃが両方を兼ね備えた人物と言うのはなかなかおらんでの。そう言う人物が出てくるとテンションが上がるんじゃよ、ほっほっほ。
もうお年なんですからあまりテンション上げて、血管切らないように気を付けてくださいね。
わかっておる、ほいじゃ続けて知謀の説明に移ろうかの。
知謀能力
知謀は予見力や戦場における優れた判断、策を施せる能力の高さを表したものぢゃ。
戦場において策略で敵を嵌めたり、優れた予見力で敵の動向を言い当てる人物などが評価が高くなるのう。また単純に頭が良いエピソードのある人物も高くなる傾向があるぞい。他にも外交で相手からの問いに、臨機応変の対応ができる人物なども高めじゃぞい。
後は戦場において奇襲の成否や敵からの奇襲の看破にも関わってくる。この数値が低くとも問題にならないことも多いが、武官文官関係なく高くて困ることはないと言えるじゃろうな。
知謀に関しては大体言葉通りの意味になるんですね。
政治能力
続けて政治にいくぞい、政治についてもシンプルでのう。
中央の政治家として高位に登ったり、地方の太守で実績を残す能力の高さを表したものじゃよ。特に法整備を行ったなどの実績があればより高くなる傾向があるかのう。地方であれば治水灌漑等での実績、異民族を手なずけ、統治に成功している人物は評価が高いぞい。他にも外交官は政治的知見が必要じゃから、実績のある外交官は政治も高くなるぞい。
なかなか細かく考えているのですね、説明ありがとうございます。
まとめ・補足
ちなみに能力じゃが、20歳頃の初期期待値から年齢と共に成長するように考えておる。一番能力が充実するのは45~55歳頃じゃな、なので20歳と45歳、両方の能力を載せようと思う。
なるほど、でも45歳より早くに亡くなった人とかはどうするんですか?
その場合は亡くなった年齢での評価と、45歳の時の期待値を併記するつもりぢゃ。
なるほど、若くして亡くなった人がもし生きていたら、と言うifは興味ありますものね。
うむ、ちなみに数値じゃが20歳時の期待値は160が最高値じゃ。45歳の時は200が最高値じゃな。25年で30前後変動するのじゃから、初期が多少低くても落胆することはないぞい。
分かりました、それで師匠としてはどれぐらいの数値だとどれぐらいの評価になるんです?
そうじゃのう、自分の中では以下のように考えておる。
150~200 時代を代表する超一流と言える評価
100~149 その分野において一流と呼んで良い評価
50~99 一流ではないが、仕事を任せられる評価
1~49 不得手な領分
感覚的には桁が一つ上がって100以上になると、少しテンションが上がるんぢゃ。桁が上がる=デキるヤツ的なイメージになるので、そこを一流の境界線としているんじゃよ。
大体説明は分かりました、でも師匠・・・。
ん、何じゃ?何か気になることがあるのかえ?
あ、いえいえ、たいしたことではありませんので、長くなりましたから今日はこれまでにしましょう。
そうじゃな、次は補足部分の説明をやろうかの、そしてそこから武将紹介じゃ。
次もまたよろしくね!