公孫瓚配下の武将、字や生没年ははっきりしないのう。
ただ彼は後に公孫瓚を裏切って袁紹に寝返っておる。一応公孫瓚の勢力として書いているが、要注意人物であるのう。
人物紹介
彼に関して、史書には下記のようなエピソードが描かれておる。
裏切って後
王門が公孫瓚を裏切ってから大軍を率いて、田豫と言う人物が守る城に大軍を率いて攻めてきおった。多くの人は怖気づいて降伏しようとしたけど、田豫は城に登ると王門に「卿は公孫瓚に厚遇されながら離れたのには何か意味があると思ったが、こうして攻めてきたことで、卿が単に乱を好む人物だと言うことが分かった。私は公孫瓚殿からここを預かっている以上、簡単には明け渡すことはできぬ。さあ、さっさとかかってくるが良い。」と言っておる。
王門はこう言われ恥じ入って軍を引き返した、とある。史書における王門の話はこれで終わりじゃな。
さて、それでは続いて能力評価じゃ。今回は3作品とも出演しておる。
能力評価
彼は余り良いエピソードが無いからのう、目立つ実績がある訳でもないから、あまり高い評価はできんのう。
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雑談ぢゃ
ほっほっほ、どうもくまの爺ですじゃ。さて、今回は公孫瓚配下の王門じゃな。まさか3作品共に出演しているとは思わんかったぞい。
どの評価も知謀か政治どちらかはソコソコで、もう片方が極端に低い感じですね。
そうじゃのう、いち早く公孫瓚の不利を悟って袁紹に寝返った、と考えれば知謀はソコソコかのう、とワシは思ったんじゃな。ただ田豫にアレだけ見事に言い負かされていることから政治能力とのバランスが少し悪いかのと判断した結果、ワシは政治を抑えたんじゃな。まあ他の作品で能力を考えた人も似たような感じじゃないかと思うぞい。
それにしても王門を言い負かして撤退させた田豫ってなかなかすごいですね。有名なんですか?
うむ、彼は魏書で立伝されておるスペシャルな人物の一人じゃ。そして面白いことに若い頃に、一時劉備とも行動を共にしておるなかなか面白い人物じゃ。お主も劉備ぐらいは知っておるじゃろう?
小説の三国志で主人公になってる人ですよね。そんな人と繋がりがある人物が、ここで出てくるって言うのも面白いですね。
まあ、公孫瓚自身が劉備の兄貴分じゃからな。この辺りは縁のある人物が、ぽろぽろ出てくるぞい。劉備、田豫も近い内に登場するじゃろう。評価はまたその時を待っておれ。王門の話が少なかったが、ほぼ言い負かされたこと以外、エピソードが無かったから仕方ないかのう。それでは今回はここまでぢゃ。
また見てくださいね。それでは!