さて、今回は郝温と共に代郡で烏丸の単于と通じておった郭端じゃな。
字、生没年は不明じゃが、没年はこれも既に語っておるが恐らく215年じゃ。代郡の大吏となっておる。
彼はどんな人物じゃったのか、簡単に説明していこうかの。
人物紹介
大吏については郝温の所でも語った通りじゃな。そして郝温同様代郡で大分あくどいことをやって代郡を混乱の渦に巻き込んだ元凶の一人じゃな。
最終的には裴潜によって取り調べを受け、処刑されたのまで郝温と同じで、あまり語ることはないのう。
ちなみに、この郭端の姓である郭氏じゃが、実はこちらも并州太原郡出身で郭淮と言う名将がおるんじゃ。昨日の郝昭そして郭淮共に并州太原郡と言う同じ出身地、しかもどちらも関中方面の対蜀戦線で活躍しておる、と言う共通点まである。
偶然とは思うが、代郡でも同じ性の組み合わせ、面白い符合じゃのう。もっともやっておったことは正反対じゃがのw
さて、と言ったところで能力評価じゃな。今回ももちろんワシ評価のみじゃ。
能力評価
郝温とほぼ同じじゃな。目立つ事績が無く並んで書かれるような場合は大体同じような評価となるぞい。こちらも交渉能力の高さ等からやや知謀が高めじゃな。
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雑談ぢゃ
ほっほっほ、どうもくまの爺ですじゃ。さて、今回は郭端じゃな。代郡混乱の元凶の一人じゃな。そして傅睿陣営ラストの一人ぢゃ。
昨日詳細の話を聞いてるので、あまり真新しい話はないですね?じゃあ師匠、1つ質問があります。
ん、何じゃ、何でも聞いてくれていいぞい。
これでラストと言うことは傅睿陣営は三人、と言うことですよね。この3人の能力値で天下統一できるんでしょうか?
ん~~、どうじゃろうな。軍事が高い武将が一人でもおってくれたら、そやつに兵をぶち込めば何とかなるかもしれんがのう。
丁度代郡の南には常山郡がある。そこは蜀の武将の趙雲の出身地なんじゃよ。
史実では趙雲が公孫瓚に仕えるんじゃが、幽州の方に流れてきて仕官してくれたらあるいは・・・いや、ワシ趙雲は劉備の親族武将として設定してるんじゃった。親族武将は親元の人物の所にしか出現しないんじゃよ。じゃから劉備陣営にしか出現しないんじゃな。
出身地が近くてもそれじゃ意味ないじゃないですか。趙雲ってでもあの趙雲ですよね、もしいてくれたら心強いでしょうが、と言うことはやはり相当厳しそうですねえ。
ほう、お主も趙雲は知っておるのか、まあ日本では人気あるからのう、まあ趙雲がおったとしてもかなり厳しいのは違いないがの。幽州ではなく并州の方に伸びればあるいは少し可能性があるかもしれんのう。
むー、そんなに厳しいですか。趙雲ってどれぐらい強いんでしょうか、気になりますね。
うむ、そうじゃのう、ただ演義やそれを元にしたコーエーさんのような完璧超人とはいかんぞい。そこは覚悟しておいてくれい。
(ブルッ)む、むむ、そんなに厳しい評価になるのですか?
いや、普通に優秀な武将じゃよ。ただ正史ベースになると魏や呉の武将が底上げされることで、相対的に蜀の武将の能力は抑えられる感じになってしまうんじゃ。
そもそも戦なんぞは一騎打ちで敵の大将を倒せば、クモの子を散らすように敵軍が崩れ散るような単純なものではないからのう。
ん~~、どちらにしても評価を見てみない事には何とも言えませんね。
まあそうじゃな、とは言え、そうじゃな。軍人として見ると恐らく今のところ公孫瓚が一番強いと思うが、関羽、張飛、趙雲はそれぞれタイプは少し違うが、同等以上の強さはあると思ってもらって良いぞい。
近いところではこの後鮮卑の武将を何人か行った後に袁紹、そして幾つかの群雄と共に劉備陣営の紹介も行うぞい。いずれも粒ぞろいで面白い勢力じゃ。その時を楽しみに待っておれ。さて、今日はここまでじゃのう。ではまたの。
次も見てくださいね、それではまた!