三国志に釣られクマー

三国志に釣られクマー

三国志好きの三国志好きによる三国志好きのための何か

何茂(かぼう) 字:不明(?~?)

さて、今回は袁紹の武将、何茂じゃな。彼の出番も一か所のみじゃな。

字、生没年は不明。彼の紹介を行っていくぞい。  

人物紹介

さて、上でも書いたが、何茂は袁紹の部下じゃ。彼も王摩と共に出番は一瞬じゃな。于禁楽進と二人で5千の兵を指揮し、黄河を渡って南西方面に進撃し、汲、獲嘉の二県まで行き、30数か所の守備地を焼き払い、数千の首級と捕虜を得た、とある。

この時に袁紹の将軍何茂と王摩ら20数人を降伏させた、とあるんじゃ。何茂の出番はこれで終わりじゃ。大体王摩の所で語っているので、今日は簡単な軍制について語ろうかのう。 

豆知識

将軍率いる一軍じゃが、将軍一人で3,200人全員を見ている訳ではなく、当然決まった指揮系統が存在するんじゃ。ざっくりとした編成を載せていくぞい。

人数と名称は、時代によって多少違ったりすることもあるので、およその目安と思っておいてくれい。

軍:3200人(二裨で軍となる 1人)

裨:1600人(二校で裨となる 2人)

校:  800人(二部で校となる 4人)

部:  400人(二曲で部となる 8人)

曲:  200人(二屯で曲となる 16人)

屯:  100人(二隊で屯となる 32人)

隊:    50人(64人)

たまに部曲を率いて云々と言うのを見かけるがこれは上の部と曲を指しているんじゃろうな。隊を率いる長は隊長、校を率いる長が校尉、裨を率いるから裨将軍、または偏将軍とも呼ばれる。副将格と覚えておくとええぞ。

更に下の方を見ていくと、十人組を率いる什長、最小単位は五人組を率いる伍長になるかのう。この辺りは某キ〇グダムとかを見ている人は何となくわかるかのう。大体、こんな編成でそれぞれに指揮官が存在し、頂点に将軍がいる、と言うことじゃな。

 

こうやって見ていくとやはり将軍になると言うのは凄いことじゃのう。もっとも将軍の上にはさらに都督などの総司令官と言った立場の人も出てくるぞい。

さて軍編成の説明もおよそ終わったので、続いて能力評価いくぞい。今日はワシ評価のみじゃな。

能力評価 

爺評価(Max.200)
   軍事   統率   知謀   政治 
 何茂(20歳)  60 35 45 40
 ↓ ↓ ↓ 
 何茂(45歳)  90 62 73 68

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何茂は王摩同様、于禁等になすすべなくやられて降伏した、と言う事績しか残っておらんため、全体的に抑えめの評価となっておるぞい。

 

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雑談ぢゃ

ほっほっほ、どうもくまの爺ですじゃ。さて、今回は袁紹の武将、何茂じゃな。

王摩とセットでやられちゃいましたね。こう言う名前だけの武将も多そうですね。

そうじゃな、じゃがそう言う人物でも何千人もの兵を率いる将なんじゃ。相手が悪いだけで簡単に侮れるわけではないぞい。

それにしても数千人の兵士を自在に操るのは難しそうですね。

うむこう言うのはきっちりしてて、下の人間をうまく従わせる人じゃなければなかなか厳しいじゃろうな。

まあ一軍の将はこれからもたくさん出てくるが、複数の軍を指揮する都督級はそこまで多くはおらん。そう言うのが出てきた時はなかなかテンションが上がるぞい。

それだけ少ないってことなんですね。今までの武将でも統率が高い武将ってあまり多くないですよね。

そうじゃな、軍事の高い武将はソコソコいるが、前期に統率の高い武将はなかなか貴重じゃ。そう言う武将が出てくるのを楽しみに待っておくと良いぞ。

それでは今日はこれぐらいじゃな、次もまたよろしくの。

次もまた見てくださいね、それではまた!