三国志に釣られクマー

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三国志好きの三国志好きによる三国志好きのための何か

劉勲(りゅうくん) 字:子璜(?~?)

さて、今回は劉勲じゃな。

袁紹と共に挙兵し、袁紹配下の武将としてそれなりに活躍もしておったんじゃがのう。

字は子璜と言う、生没年は不明じゃな。彼の紹介といこうかのう。

ほっほっほ、どうもくまの爺ですじゃ。さて、今回は劉勲じゃな。

あれ、私この人知っていますよ。どこでしたっけ、えーと・・・確か孫策にやられた人じゃなかったですか?

うむ、確かにその劉勲と言う人物もおる、じゃが惜しいのう、実はその劉勲は同姓同名の別人なんじゃ。

別人ですか、三国志の時代同姓同名って他にも結構いますか?

それなりにいるぞい。何せ姓と名が一文字ずつの人物が多いからのう。組み合わせ次第で重なる人も結構出てくるんじゃよ。

ちなみに劉勲はもう一人おるから、全部で三人の人物がいるんじゃよ。

ふええ、混乱しそうですね。

まぁ、字とかが分かっておれば区別はつくがのう。劉勲の場合、三人の内二人の字が分かっておるので、まあ大丈夫じゃろう。

こういう時字があると便利ですね。

うむ、それではかの人物の紹介と行くぞい。

人物紹介

まず劉勲の名前が出てくるのは臧洪が袁紹と敵対し、陳琳にあてた書簡の中に名前が見えてくるのう。

そこでは「劉子璜は使者として派遣され、その季節が過ぎても、使命を果たすことができず、ご威光を恐れ家族を恋い慕い、嘘をついてまで帰国を願ったのですから、忠孝の心を抱き、覇道には何の差しさわりもない者だと申せます。ところがたちまち御旗の下に死骸となって横たわり、減刑のご沙汰を受けませんでした。」

と書いてあるんじゃ。この使者としての役割がうまくいかなかったことで処刑されたようじゃな。

臧洪はその後で「彼等は死刑に該当するでしょうか?」と疑問を呈しておるんじゃな。客観的に見ると、確かに役目を果たすことはできておらんが、処刑するには厳しすぎる、と言う印象じゃのう。

じゃがこの使者の役目、と言うのがちと気になる部分じゃな。公孫瓚伝の注釈を見ると『典略』と言う書物には袁紹の罪状を訴えた公孫瓚の上奏文が載っているんじゃ。一部を抜粋すると「袁紹はもとの虎牙都尉の劉勲と共に挙兵しましたが、劉勲はかさねがさね手柄を立て、張楊を降伏させたりもしました。しかし袁紹はほんの些細な怒りによって劉勲に無実の罪をかぶせて殺害いたしました」と書いてあるんじゃ。

これだと張楊を降伏させるのに成功しており、これが臧洪の使者としての使命のことを指すなら、臧洪側の記述と矛盾することになる。実際、反董卓連合軍を結成した時、張楊袁紹に合流したとあるから。ここで劉勲が説得し、張楊を引き込んだことで合流した、と考えれば公孫瓚の上奏文通りになるんじゃよ。

可能性があるとすればその後張楊於夫羅に捕まったことがあるんじゃが、これで張楊を返すように説得に向かったのが劉勲かもしれん。

結局この辺りは良く分からんが多分この張楊絡みの交渉でうまくいかず、それがために袁紹から死を賜わることになったんじゃろうな、悲しい話じゃ。

さて、それでは能力評価と行くぞい。今回はワシ評価のみじゃな。

能力評価 

爺評価(Max.200)
   軍事   統率   知謀   政治 
 劉勲(20歳)  90 55 45 35
 ↓ ↓ ↓  ↓↓
 劉勲(45歳)  123 84 73 62

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劉勲は虎牙都尉として数々の功績を上げた、と公孫瓚は言っておるので軍事が高めじゃ。使者としての役目は成功と評するものと失敗と評するものとあるため、プラマイゼロじゃな。他は目立つ実績がないため、並の評価じゃよ。

 

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雑談ぢゃ

さて、劉勲の能力評価じゃな。

彼も他のゲームでの評価が無いから、難しいですね。

そうじゃな、まあ都尉として様々な功績、と書いておるので、軍事は高くても良いと思うぞい。

交渉に関わってくる知謀の評価が難しそうですね。

そうじゃな、ワシは結局並の評価に落ち着いたんじゃが、公孫瓚と臧洪どちらの記述をより信じるかで、評価は変わると思うぞい。

資料によって書いていることが違うのは困りますね。

うむ、まあ基本は史書メインで考えればよいと思うがのう。

ただ今回は実際張楊袁紹の下に赴いておることから、ちと難しくなっておるのう。

まあ、そう言う時は直感に身をゆだねるのみ、じゃよ。

別に新たな資料が出て記録が書き換われば、評価も変えれば良いだけじゃからのう。

気楽に変えられるのはネット情報の良いところrですね。

うむ、さて今日はここまでじゃな、袁紹陣営の紹介も終了じゃ。次もまたよろしく頼むぞい。

次も見てくださいね、それではまた!