三国志に釣られクマー

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三国志好きの三国志好きによる三国志好きのための何か

劉子恵(りゅうしけい) 字:不明(?~?)

さて今回は劉子恵じゃな。彼で韓馥陣営はラストじゃ。

字や生没年は不明じゃ。彼は韓馥の下で貴重な助言を一度韓馥にしておったのう。

その辺りの説明をしていくとしようかのう。 

 

さて、今回は劉子恵じゃな。子恵がもしかしたら字かもしれんが分らんのう。

彼は韓馥初期の頃に出てきていた人物でしたよね。

そうじゃな、彼のやったことについてはすでに韓馥のところで少し書いておるが、改めて説明していくとしようかのう。

人物紹介

彼の出番は一か所のみじゃ。『英雄記』によると東郡の太守の橋瑁は都にいる三公から回付される公文書を偽造して州都にまわし、董卓の罪悪を書き並べた後、「我々(三公)は追い詰められているが、自力で助かる手段がない。国家の災難を解き放ってくれる義兵を今か今かと待ち望んでいる。」と書いたんじゃ。

韓馥はその偽の公文書を手にすると、従事達に意見を求めて質問したんじゃよ。

「今、袁氏と董卓、どちらを援助すべきか。」

それに対し、治中従事の劉子恵が言ったんじゃ。「今、兵を挙げるのは国のためです。どうして袁だ董だとおっしゃるのか。」韓馥は発言の至らなさを自覚して、恥じ入ったんじゃ。

劉子恵はさらに述べたんじゃ。「戦と言うのは不吉なことがらです。口火を切ってはいけません。今は人をやって他州の動きを見守らせ、行動を起こす者がいれば、その後で同調するのがよろしいでしょう。冀州は他の州に対して弱いとは言えませんし、他人の立てる功績も冀州の上に出ることはないでしょう。」

冷静で的確な助言を言う、劉子恵は智者じゃな。

治中は李歴と同じじゃな。員数は複数と言うことなのか、何らかの形で劉子恵から李歴に引き継がれたのかもしれんのう。

と言ったところで能力評価じゃな。今回はワシのみの評価じゃな。

能力評価 

爺評価(Max.200)
   軍事   統率   知謀   政治 
 劉子恵(20歳)  50 35 110 85
 ↓ ↓ ↓  ↓↓ ↓↓
 劉子恵(45歳)  79 62 145 117

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李歴と同じ治中じゃが、劉子恵は重要な助言を韓馥に言っておることから、知謀が高めじゃな。もちろん治中としての仕事もこなしておったじゃろうから、政治面も一定以上の評価を行っておるぞい。沮授達に次ぐただ、彼も目立つ実績がほとんどないので多少抑えめではあるかのう。

 

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雑談ぢゃ

さて、劉子恵の能力評価じゃな。

同じ治中でも実績がある分、李歴よりは大分知謀が高いですね。

そうじゃな、李歴も一応冀州牧を袁紹に譲ろうとした時に止めようと諌言した、と言うことがあるが、あくまでも複数いる中での一人じゃからな。

そう言えばその時には劉子恵が何をやってたのか良く分らないんですね。

うむ、冀州牧を譲るまでの間に何かあったのかもしれんのう。

発言していない、と言うことは彼の下にいなかったのでしょうか。

そこは分らんのう、発言内容を見ても別に親袁紹派と言う訳でもないから李歴らの意見に反対したわけでもないと思うんじゃがな。

李歴らの意見は正史中の記述、劉子恵は裴注の方の『英雄記』の記述、と史料が違うことも何か影響があるかもしれませんね。

そうじゃな、さて今回はここまでじゃな。まずは韓馥陣営のまとめをやって、次何やるか考えようかのう。

次も見てくださいね、それではまたです。