さてさて、久しぶり？ではないが今回、雑談回じゃな。
雑談ぢゃ
さて、弟子よ、今日はちと雑談じゃな。
何か一週間ぐらい前にも雑談してた気がしますが・・・？
そうじゃな、じゃがちょうどアニメ2期のウマ娘が終わったのと、ヤングジャンプでやっておるシンデレラグレイがいよいよ天皇賞（秋）が始まるからのう。ちと思ったことをつらつらと話していこうと思うんじゃ。
と言うと競馬絡みの話、と言うことですね？
うむ、アニメウマ娘の2期が終わり、次の3期の主役は誰がやるのか、と言う話があるんじゃが、候補の一人にオグリがおる。
でも漫画のシンデレラグレイ見ましたけど、相当長丁場っぽいですよね。とても12話でおさまるスケールではないと思うのですが。
うむ、そこでワシ思ったんじゃ。オグリは確かにエピソード満載じゃが、既に漫画でも主役を張っておるし、オグリ単体では尺が長すぎる。それとこれは言うと怒られるかもしれんが、オグリの伝説はオグリ単体ではなしえなかったんじゃよ。
ライバルがいないと面白みがない、と言うことですか？
もちろんそれもあるんじゃが、実はオグリの伝説は、結構後付けで作られたものも多いんじゃよ。と言うか伝説、と言うのは大抵そう言うもんじゃ。
例えばどういった点でしょうか。
そうじゃな、例えば今やっている4歳でのタマモクロスとの激突じゃが、4歳当時のオグリとタマモではタマモの方が人気あったんじゃ。それは有馬記念での投票にも表れており、タマモは歴代で見ても投票数第三位に食い込むほどの人気なんじゃ。これはトウカイテイオーやナリタブライアン、その他諸々の近世の名馬でも届いておらん。唯一次の年のオグリキャップのみが上を行っておる。
師匠にとって当時のオグリキャップはどんなイメージだったんですか？
何やよう分らん、地方からきていきなり連勝しまくっとる不気味な馬、タマモにとっての敵、やな。
あら、えらくひねくれた見方をしてた・・・んですか？
いや、結構そういう雰囲気は周りにもあったぞい。ただ、オグリがいたから必死にワシらはタマモを応援したし、それで大きく盛り上がったのは事実じゃ。タマモはオグリがいたからこそ最後の有馬であれだけの人気になれた、とも思うんじゃ。
でも師匠、それだとタマモが人気になった理由は分かりますが、オグリが人気になった理由が見えてきませんよ？
うむ、元々わしらにしてみたらオグリは敵じゃったからの。じゃが次の年、エラいことが起こる。
ちょっと聞いていますが、連闘とかの話ですか？
いや、それはどちらかと言えば些事じゃな。ワシらにとって大事件だったのは、前年タマモクロスの主戦ジョッキーじゃった、南井騎手が、オグリの主戦ジョッキーになった、と言うことじゃ。
それは・・・そんなにすごいことなんですか？
もちろんじゃ。うちらがオグリを敵として見ていたのも、最大のライバルとして認めていたことの裏返しじゃからな。その最大のライバルにかつてのタマモの主戦騎手が乗る。これはもうタマモからオグリに後事を託されたようなもんじゃ。
なるほど、そう言う風に考えちゃうんですね。そして師匠たちは皆コロッとオグリのファンになった・・・ということですね。
うむ、じゃがそうなると、今度は次の年ライバルだったスーパークリークと武騎手が憎くてのう。今じゃったらもう少し違った見え方もしたんじゃろうが、まあ皆若かった、と言うことじゃな。
何と言うか、師匠はやっぱり色々と面倒くさい方ですねえ。
まあ、そういうでない、とは言えここまで語ればライバルの存在、そしてライバルとの関係がいかに大事かは分かったじゃろう。単にオグリが一人で無双し続けるだけじゃったらここまでになったかは不明じゃな。
なんか嫌な予感しかしませんが、それがオグリのアニメとどう結びつくんでしょうか？
うむ、つまりじゃ。丁度天皇賞（秋）が次週から始まることじゃから、ここで一度タマモクロスのことを掘り下げておこうと思うんじゃよ。もちろん秋天の結果とかはここでは語らんがの。
やっぱり（がっくり・・・まあ、こうなったら意地でもやるでしょうから、止めません。ただしあまりダラダラとはやらないでくださいね
そうじゃな、人物紹介はあまり遅らせられんからのうｗ
それでは今回はもうずいぶんテキスト書いちゃってますから、次からタマモクロスの紹介と行くんですね。
うむ、それと実はタマモクロスの同期にサクラスターオーと言う悲運の名馬もおるんじゃ。これがまたタマモクロスと一度も一緒に走っておらんのじゃが、妙なところでシンクロしておる。この二頭を軸として解説していくぞい。
何か人（ウマ娘）増えてるし、どう考えてもすぐに終わらないパターンじゃないですか！？
