さて、今回から新しい勢力、張超陣営の人物紹介じゃな。
最初はもちろん、広陵太守であった張超の紹介じゃ。先日紹介した張邈の弟にあたる人物じゃが、字はわからんのじゃよ。
さて、今回は張超の紹介じゃな。
張邈の弟ですか。曹操と敵対したんですね。
そうじゃな、どちらかと言えば張超と陳宮が積極的に呂布を引き込み、張邈をたきつけたような感じかのう。
うーん、曹操と何かあったんですかねえ?
どうかのう、記録に残っておらん以上は憶測でしか語れんからのう。それでは紹介と行こうかの。
人物紹介
人物評価のエピソード
『張超集』によると、張超は袁遺と言う人物を非常に高く評価し、朱儁に推薦したことがあるんじゃ。ちなみにこの袁遺は後に曹操にも称賛されるような人物なんじゃよ。
また張超は臧洪のことも非常に高く評価し、兄の張邈から臧洪のことを聞かれた時には、「臧洪の才能と知略は私より勝っており、紙は彼を非常にかわいがっているのです。天下の奇士と言えるでしょう。」と彼を紹介するんじゃよ。
張邈も実際に臧洪と話をし、非常に優れていると感じたんじゃよ。
この時張超は兄の張邈、兗州の劉岱等と反董卓連合軍を結成しようとしたんじゃ。しかし諸軍で率先して進撃しようとするものがなく、食料も底を突いたために軍勢は解散してしまうんじゃ。
曹操への謀反
当初広陵太守であった張超じゃが、194年頃は兄張邈の下におったようなんじゃ。彼は曹操とは合わなかったのか、曹操が徐州征伐に向かった折に陳宮等と共謀して謀反したんじゃ。
張超は張邈の命で張邈の家族と共に雍丘を保持させたんじゃが、曹操の包囲を受け4ヵ月後に陥落するんじゃ。そして張超は自殺するんじゃよ。
家族は曹操に処刑されるんじゃな。まあしょうがないかのう。
さて、人物紹介はここまでじゃな。続けて能力評価と行くぞい。今回はコーエーテクモさんだけ出演しておるようじゃの。
能力評価
張超は袁遺や臧洪等を見出すなど人を見る眼に優れており、実務を取り仕切らせるなど度量の大きい部分も見せておる。また反董卓連合軍や曹操への反乱で積極的に考え動いておることから、統率、知謀、政治は全てそれなりの評価としたんじゃ。曹操と敵対しなければもう少し高い評価になったかもしれんが、残念じゃのう。
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雑談ぢゃ
さて、張超の能力評価じゃ。
能力としては師匠もコーエーテクモさんもバランス型ですね。
そうじゃな、明確なやらかしもなく、色々そつなくこなしておるからのう。
唯一曹操に反逆したのがやらかしたこと、と言えるでしょうか。
まあこればかりは相性の問題もあるし、仕方のない部分かもしれんのう。さて、張超の紹介は終わりじゃな。良ければ次もまたご覧くだされ。
次もまたよろしくお願いします。それと他に興味ある方がいらっしゃったら、以下の索引をご覧くださいね。