さて、今回から新勢力、と言っても黄巾残党じゃがな。龔都と言う人物の紹介じゃ。字や生没年は不明じゃ。
彼は予州で何をやってったのか、順に見ていくとしようかの。
さて、郭貢の紹介で昨日は終わったが、郭貢の配下にどんな人物がおったのか分からんため、刺史であるにも関わらず、一人きりの勢力なんじゃ。
今日の龔都は新しい勢力と言うことですね。
そうじゃな。龔都は上でも書いておる通り黄巾残党で汝南辺りを拠点としておったんじゃよ。
汝南と言うことはもしかしてあの人と関係あったりするんでしょうか？
まあその辺りは見てのお楽しみじゃな。それでは早速見ていくとしようかのう。
人物紹介
さて、今回紹介するのは龔都じゃな。黄巾の残党で汝南に割拠しておった人物じゃ。
彼は実は劉備と関係があるんじゃな。
『先主伝』を見ると、袁紹が曹操と官渡にて睨み合っている時、汝南の黄巾の賊徒劉辟等が曹操に反旗を翻し、袁紹に呼応したんじゃよ。
そこで袁紹は劉備に軍兵を指揮させ、劉辟等と共に許周辺を荒らしまわらせたんじゃ。丁度この時期、関羽が劉備の下に帰還してきたんじゃ。
じゃが曹操は曹仁に軍兵を指揮させ、劉備を攻撃させ、劉備は袁紹の下に帰ったんじゃが、この時劉備はひそかに袁紹の下を離脱しようと図り、荊州の牧劉表との連合するよう進言するんじゃ。
袁紹は劉備に本来の部下たちを指揮させ、再び汝南に赴かせるんじゃ。劉備はこの時は黄巾残党の龔都等と合流させ、その軍勢は数千になったんじゃよ。
この時曹操は蔡陽と言う人物を派遣して、これを攻撃したんじゃが、劉備達はこれを破り、蔡陽は劉備によって殺害されたんじゃ。
恐らくこの時龔都も活躍したと思われるんじゃが、その後袁紹を破った曹操が南下して劉備を攻めてきたため、劉備は劉表の下に身を寄せるようになったんじゃよ。
こうして汝南の反乱は鎮圧され、恐らくこの時龔も死亡したのではないかと思われるんじゃ。
これにて龔都の人物紹介は終わりじゃな。続けて能力評価といくぞい。今回はコーエーテクモさんと鄭問さんに出ておるようじゃな。
能力評価
龔都は劉備と協力して曹操軍の蔡陽を打ち破っているらしきことから、軍事は高めじゃな。
じゃが功績らしき内容はこれ一度きりで、他は実績が何もないため、軍事以外は抑え目の評価となりそうじゃな。
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雑談ぢゃ
さて、龔都の能力評価じゃな。
皆軍事がそれなりに高くて他は抑え目、と言う共通点がありますね。
そうじゃな、典型的な脳キン武将と言えるかもしれんのう。
それにしても、やはり劉備との関係があったと言うことですね。
うむ、まあこの辺りでそこそこ有名な武将となってくると、もう限られてくるからのう。
それにしても劉備はあちこち渡り歩いているためか、変なところで名前が出てきますねえ。
そうじゃな、やはり劉備には戦略眼が欠如していることの影響が出ていると言えるかのう。さて、今回はここまでじゃな。
良ければ次もご覧ください。それと他に興味ある方がいらっしゃったら、以下の索引をご覧くださいね。
