さて、今回紹介する人物は閻象じゃな。
字や生没年は不明じゃ。彼は袁術の主簿として結構重要な役割を担ったんじゃ。
さて、それでは早速見ていくとしようかのう。
さて、今回は閻象じゃな。
確か袁術の紹介のところで出てきていませんでしたか?
うむ、袁術陣営では数少ない、評価が高くなりそうな人物じゃ。まあ史書の出番は少ないからどの程度か微妙なところもあるがのう。
どれぐらいの評価になるのか少し興味ありますね。
ふむ、それでは早速人物紹介と行こうかの。
よろしくお願いします。
人物紹介
さて、閻象じゃが、彼は袁術の主簿だったんじゃ。
主簿は文書、帳簿、印鑑を司る文書作成係なんじゃな。特に袁家の主簿ともなれば、古典に対する優れた知識と、高い文書作成能力が必要だったと思えるのじゃ。
そして、その知識がいかんなく発揮されたのが、袁術が皇帝への道を探って臣下への意見を求めた時じゃ。
195年(興平2年)、献帝は李傕、郭汜らに追撃され、曹陽において敗北したんじゃ。この情報を得た袁術は配下の者を集めて言ったんじゃ。
「現在劉氏は衰弱し、四海の内は湧き立つ湯のような騒動である。ワシの家は4代続いて三公の位に上り、人望が寄せられている。天啓に答え、人々の期待に添いたいと思うが、諸君の気持ちはどうか。」
思い切って答える者はいなかったんじゃが、一人主簿の閻象が進み出て諫めるんじゃ。「昔、周は后稷から文王に到るまで恩徳を積み、手柄を重ねて天下の三分の二を支配しながらも、なお殷に臣下として仕えました。
殿のお家は代々繫栄しておられますが、まだ周の隆盛には及びませんし、漢の王室は衰えたりとは申しても、未だ殷の紂王の暴虐さには至っておりません。」
袁術は押し黙ったまま、不機嫌な様子だったと言うんじゃな。
もちろん袁術陣営には閻象と同じように考えておった人物は他にもいたと思うんじゃ。
じゃが敢えて前に進み出て意見を言えたのは閻象一人であった。非常に胆力のある人物じゃったと思うんじゃよ。
こういうことが言える人物は非常に貴重じゃと思うんじゃ。じゃが敗者陣営に属していたためか、彼の記録はここで途絶えてしまうんじゃな。もし属する陣営が違えば、もっと高い評価を得ていたかもしれんのじゃが、残念じゃのう。
さて、彼の人物紹介はここまでじゃな。続けて能力評価と行くぞい。彼は全作品に出ておるぞい。
能力評価
閻象は主簿として袁家の文書管理を行う、非常に重要な役割を果たし、また重要な局面できちんと古典から正論を述べて袁術をやり込めたことから、政治と知謀を高い評価としたんじゃ。その一方、軍事面における実績、役職は皆無であることから、軍事関係は抑えめの評価としたんじゃ。
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雑談ぢゃ
さて、閻象の能力評価じゃな。なかなかの評価じゃが敗者側と言うのが惜しいのう。
師匠とコーエーテクモさんはちょっと似ていますが、師匠の知謀150は高いのでしょうか?
そうじゃな、ワシの場合160以上がコーエーテクモさんで言う90ぐらいじゃから、多分平均でも10ぐらいは上じゃなかろうか。
となると知謀は80台、それも85以上はありそうですね。
うむ、いつかコーエーテクモさんの能力値に落とし込んだデータも作りたいのう。
また凄い時間かかりそうですねえ。
まあその前に全武将データを作らんといかんがのう、さて、今回はここまでじゃな。
紹介ありがとうございました。次もまたよろしくお願いします。