さて、今回は沈睧の紹介じゃな。字と生没年は不明じゃな。彼は正史を見てる人でもほとんど知らん人物であるじゃろうか。
さて、今回紹介するのは沈睧の紹介じゃな。ちと釈明じゃが「睧」の字じゃが、史書では右上は「氏」ではなく「民」なんじゃが、文字がどうも無いため大体として使わせてもらっているんじゃ。
どうも、張郃だ。意味がおかしくなってないかが少し心配なところではあるな。しかし案外不便なものだな。
文字ばかりは簡単に組み合わせることはできませんから、こればかりは仕方ないですね。
うむ、たまにこういう難文字があるのがつらいところじゃな。それでは見ていくとしようかのう。
人物紹介
さて、沈睧の記述じゃが呉志『孫策伝』の裴松之注のところに高岱と共に彼の名前が出てくるんじゃよ。
裴松之注『呉録』によると、高岱が盛憲を許昭と言う人物の家に盛憲を匿ってもらった後のことじゃ。
高岱は陶謙の下に赴いて救援を求めるんじゃ。陶謙はなかなか話を聞いてくれんかったが、高岱の忠義一途な様に感動して群を送ることを約束し、許貢にも手紙を書いたんじゃ。
じゃが高岱が手紙を持って帰ってきた時、許貢は彼の母親を捕まえていたんじゃよ。皆は高岱が許貢に会いに行こうとするのを危ぶんだが、高岱は、主君への忠義、親への孝行、どちらもやらねばならない。許貢に会って話ができれば自然と全て解決する、と会いに行くんじゃよ。
許貢は高岱が来た、と聞くとすぐに引見するんじゃが、高岱の気の利いた無駄のない言葉で自身の行動の説明をしたんじゃ。これにより許貢はすぐに彼の母を釈放したんじゃよ。
やはりかなり優秀な人物だな、孫策に殺害されたのが惜しいな。
さて、この許貢に会う前じゃが、許貢の性格を見抜いていた高岱は一度解放してもすぐに自身を追いかけてくる、と呼んで事前準備をしておいたんじゃ。
ここで初めて名前が出てくるのが沈睧じゃな。
案の定許貢は人をやって高岱を追いかけるが、母と二手に分かれて逃げたことでうまく逃走することに成功したんじゃ。
この辺りは演義で諸葛亮が赤壁の時に事前に船を用意して、周瑜達の追ってから逃げたことを彷彿とさせる話だな。
そうじゃな、沈睧は普通であれば本来は歴史に埋もれる人物だったのかもしれんが、高岱と友人であったことから名を残すことになったと言えるかもしれんのう。
さて、沈睧の人物紹介はここまでじゃな。続けて能力評価と行こうかの。今回はワシの評価のみじゃな。
能力評価
沈睧は船の用意以外には特に何も記述がないことから、評価としては一般平民とあまり変わ蘭ぐらいの評価じゃな。
ただその中でも知謀に冴えた高岱の友人と言うことから、能力の中では知謀を一番高めの評価とさせてもらったんじゃ。
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雑談ぢゃ
さて、沈睧の能力評価じゃな。
まあ実績が全くなく、高い名声があった訳でもないことからこんなものか。
平均的に抑え目な感じの能力ですね。
それでも人は多くいればいるほどありがたいからのう。ゲームで考えても後方の策源地」などの統治を任せるには十分じゃろう。
まあ盛憲のところは普通に使える人物が揃っておるし、留守居役を任せると考えれば十分だな。
そうじゃな。さて、沈睧についての紹介は以上じゃが、如何じゃったかな。良ければ次もまたご覧くだされ。
よし、それでは俺も帰るか、次もよろしく頼む。
張郃さん、お疲れさまでした。次もよろしくお願いします。他の人物に興味ある方は、下の索引からご覧くださいね。