さて、今回紹介する人物は陸駿じゃな。字は季才。生没年は不明じゃ。じゃが実はこの時期には既に鬼籍に入っておった可能性も高いんじゃ。姓から分かるように彼も名門陸氏の一族であったんじゃよ。
さて、今回は陸駿の紹介じゃな。
どうも、張郃だ。字に季が入っていると言うことは四男か。
彼もまた陸姓ですから、当然陸遜達と縁ある人物、と言うことですね。
まあ、別に隠すようなことではないからはっきり書けば、陸遜の父親じゃ。
えええええ、り、陸遜の父親なんですか!?まさかここで出てくるなんて・・・。
何じゃ、お主陸遜好きか、ミーハーじゃのう。まあ分かり易い名将ではあるからのう。さて、そんな陸遜の父親、そこまで語ることはできんかもしれんが見ていくとしようかのう。
人物紹介
さて陸駿の出番じゃが、彼は息子である『陸遜伝』に大まかなことは書かれておるんじゃよ。
『陸遜伝』の裴松之注、謝承の『陸氏世頌』によると、陸遜の父陸駿は立派な徳と他人に対する篤い誠心とを備えていたので、故郷の人々や一族の者達から心を寄せられていた、とあるんじゃ。
叔父である陸康にちょっと似た雰囲気を感じさせる人物像だな。
そして陸駿は九江都尉にまで上った、と記録にはあるんじゃよ
九江都尉、と言うことは地域の守備隊長、軍の統括などをやっている、という感じかな。もっとも農都尉のように民生面を司るものもいるが、それとていざという時には武器を手にする面々であろうしな。
そうじゃな、じゃがこの段階で陸駿は病に倒れなくなってしまったようなんじゃ。幼くして父を亡くした陸遜は陸康に身を寄せた、とあるんじゃ。
ふむ、時期的に191年だとぎりぎり陸駿が亡くなっているかどうか、と言うところか。
陸遜が183年生まれじゃから、191年頃は7~8歳、ワシの勝手なイメージじゃが10歳を超えるとさすがに幼い、とは言わんと思えるからのう。
さて、本来九江都尉であるから隣の盛憲の勢力範囲になるんじゃが、せっかく陸氏が割拠しておることから、陸氏による天下統一の可能性をにらんで、陸駿もこちらにて紹介させてもらうぞい。
さて、陸駿の人物紹介はここまでじゃ。続けて能力評価と行くぞい。もちろんわしの評価のみ、じゃな。
能力評価
陸駿は名声が高く、九江都尉と言う役割から多少軍事よりの評価としたんじゃよ。
また知謀が高いのは息子の陸遜の評価を参考にしているからじゃな。丁度陸康に足りない部分を補ってくれる、なかなか有能な人物じゃな。
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雑談ぢゃ
さて、陸駿の能力評価、如何かのう。
ふむ、陸康が統率と政治が高めなのに比べ、こちらは軍事と知謀が高めだな。
どちらかと言えば遊撃部隊を任せるのにちょうど良い評価ですね。
そうじゃのう、と言いたいところじゃが、実はここの陣営にはもう一人隠し玉がいるんじゃよ。
ふむ・・・この時期この地域と言うと・・・しかしちと年齢がどうなんじゃ。
ほっほっほ、まあそこは紹介されるまでのお楽しみじゃ。さて、今回はここまでじゃな。今回の陸遜の父、陸駿の人物について如何じゃったかな。良ければ次もまたご覧くだされ。
よし、それでは俺も帰るか、次もよろしく頼む。
張郃さん、お疲れさまでした。次もよろしくお願いします。他の人物に興味ある方は、下の索引からご覧くださいね。