さて、今回紹介する人物は鄧済じゃな。字と生没年は不明じゃな。彼は劉表陣営の中でも特にマイナーな人物ではなかろうか。
さて、今回は鄧済の紹介じゃな。
どうも、張郃だ。鄧済のことはあまり俺も知らないな。
張郃さんがあまり知らないと言うことはかなりマイナーな方と言うことでしょうか。演義でも見てないような気がします。
まあ演義に載っていない人は結構多いが、確かに史書を見ても事績がなかなか思い出せない人物の一人じゃろうな。
人物紹介
さて、鄧済の出番じゃが、史書においては一ヶ所だけのようじゃな。
魏志『武帝紀』を見ると丁度曹操と張繍が争っていた頃のことじゃ。
一度は曹操に降伏した張繍じゃが、後に曹操に反逆し、この時は典韋や息子の曹昂を失う等、大きな被害を受けたんじゃ。
一旦曹操は舞陰に駐屯しておったんじゃが、ここに張繍が騎兵を引き連れて荒らしに来たので、曹操はこれを撃退したんじゃな。
その後、曹操が舞陰からいったん許に戻ると南陽・章陵の諸県が再び張繍に味方するようになったんじゃよ。
その後曹洪を派遣したりするも、一進一退の攻防が続き、冬11月になると曹操が自ら南征し、宛まで向かうんじゃ。
丁度この頃宛より少し南の湖陽に劉表の武将である鄧済が駐屯しておったことから、曹操はこれを攻撃して破り、鄧済を生け捕りにしたんじゃ。
場所的に言うと湖陽は宛の南と言うより、新野の南東と言った方が良いかな。襄陽にも近く、劉表陣営にとっては重要な拠点の一つだったはずだ。
さて、鄧済の情報はこれでおしまいじゃ。ないもんは仕方ないからのう。続けて能力評価と行こうかの。今回はワシのみの評価じゃな。
能力評価
鄧済じゃが、劉表は以下の武将と言うことから、軍事を一番高い評価としたんじゃよ。
じゃが、曹操と一戦して破られ、生け捕りにされたことから全体的に抑えめの評価としたんじゃよ。
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雑談ぢゃ
さて、鄧済の能力評価じゃな。
ふむ、まあ情報が少なすぎるから評価は難しいが、さしたる活躍が見られないことから抑えめの評価となったのだな。
とは言え武官より、と言うことで軍事は高めにした、と言うことですね。
そうじゃな記録がない人物は役職で判断するしかないからのう。さて、ちと短いが、鄧済についての評価はここまでじゃな。良ければ次もよろしく頼むぞい。
よし、それでは俺も帰ろう。
張郃さん、お疲れさまでした。次もよろしくお願いします。他の人物に興味ある方は、下の索引からご覧くださいね。
