三国志に釣られクマー

三国志に釣られクマー

三国志好きの三国志好きによる三国志好きのための何か

賈龍(かりゅう) 字:不明(?~?)

さて、今回紹介する人物は賈龍じゃな。既に出てきている人物じゃが字や生没年は不明じゃな。彼は救国の英雄であり、悲運の英雄でもあったと言えるじゃろう。そんな賈龍について見ていくとしようかのう。

 

さて、今回紹介する人物は賈龍じゃな。

どうも、張郃だ。馬相の乱の時に出てきた人物だな。益州の危機を救った人物だ、だが・・・。 

また益州の乱に巻き込まれたわけですか。

そうじゃな、その辺りを含めて見ていくとしようかのう。

人物紹介

馬相の乱

さて、馬相の乱の時の話じゃ。馬相は益州の3郡を落とし、気が大きくなったのか天子を名乗ってしまうんじゃな。

じゃが、この時反撃作戦が練られており、その中心人物が賈龍であった訳じゃな。

まず益州の従事であった賈龍は私兵数百人を持って、犍為郡の東境におったんじゃが、官民を配下に治め、千余人の手勢を獲得して、馬相らを攻撃するんじゃ、とは言っても、兵力は恐らく馬相の1割にも満たんほどでしかなかったであろう。

じゃがこれを攻めた賈龍は僅か数日の内に馬相軍を撃破し、益州に安寧をもたらすことに成功したんじゃ。

馬相軍が寄せ集めの集団であったとしても、これを僅か数日で撃破した賈龍の軍事的才幹はたいしたものであったと言えるだろう。

劉焉の乱

さて、益州の騒乱は静まり、劉焉を益州の主として迎え入れた賈龍達じゃが、ここで誤算が起きたんじゃ。要因はもちろん劉焉じゃな。

数年おとなしい仮面を被っておった劉焉じゃが、ある時から強権を発動し、益州の豪族を10人ほど処刑してしまうんじゃよ。

ここに来て危機感を感じた益州豪族たちは劉焉に反旗を翻すんじゃ。ここで賈龍も任岐と共に劉焉を攻撃したんじゃ。

『英雄記』によると、この時劉焉は勇猛を以てなる部族である青羌を出陣させて、賈龍を迎え撃たせ、遂に賈龍を撃ち破り殺すことができた、とあるんじゃ。

敗れたとはいえ、劉焉が恐らく最精兵であったであろう青羌や東州兵を動員していたらしきことを考慮すると、賈龍率いる軍勢はそれだけの実力があった、と言うことであろうな。

そうじゃな、生き残っていれば益州を代表する武将になっていたであろうに、惜しい話じゃのう。

さて、これにて賈龍の紹介は終わりじゃな、続けて能力評価と行こうかの。今回もワシのみの評価じゃな。

能力評価 

爺評価(Max.200)
   軍事   統率   知謀   政治 
 賈龍(20歳)  135 70 25 50
 ↓ ↓ ↓  ↓↓↓ ↓↓
 賈龍(45歳)  172 101 51 79

 

賈龍は馬相の乱を鎮めたり、劉焉も最精兵を繰り出して迎え撃たせていることから、軍事面は間違いなく優れていたと思われるんじゃ。そのことから軍事が一番高く、統率もそれに次ぐ評価としておるんじゃな。

じゃが劉焉の意図に同調できずに反乱を起こし、正直に正面から攻撃を仕掛けて敗退したことから、知謀を特に抑え目な感じとしたんじゃよ。

 

 ↓ バナーをクリックしてくれるとうれしいぞい

 

雑談ぢゃ

さて、賈龍の能力評価じゃな。

軍事能力の高さは見事だ。他の作品に全く出てきていないと言うのが惜し有れる評価だな  

時代的にも結構早くから出ていた訳ですから、他の作品に出てきてもいないと言うのは宇賀うですね。

コーエイ―テクモさんはシリーズを遡ってもいけば、焉出てきたかもしれんが、メジャーにはなれておらんようじゃな。 

軍事が高いのは特筆すべき点であるが、他は俺ほどでもないのだな。  

馬相を破り、劉焉にはやられていることから、どこかに弱点があると睨み。知謀を抑えめにしてみたんじゃよ。さて、これにて賈龍の紹介は終わりじゃな。また次もよろしく頼むぞい。

よし、それでは次もまたよろしく頼むぞ。少しお休みとなる訳だな。  

張郃さん、お疲れさまでした。次もよろしくお願いします。他の人物に興味ある方は、下の索引からご覧くださいね。