さて、今回は龐楽の紹介じゃな。字と生没年はどちらも不明じゃ。彼はほとんど事績が不明なんじゃよ。残っておる事績もあまり芳しくないようじゃな。
さて、今回は龐楽の紹介じゃな。
どうも、張郃だ。龐楽・・・龐楽、はて、どんな人物だったかな。
あら、張郃さんでも知らない方がいらっしゃるのですね、ちょっと意外です。
まあ、彼はかなりマイナーな人物じゃからな。
人物紹介
さて、龐楽について載っているのは一ヶ所のみじゃな。
蜀志『劉璋伝』のところで、劉璋に東州人と現地人との軋轢を丸投げされたことで、反旗を翻した趙韙のところで名前が出てくるんじゃよ。
裴松之注『英雄記』によると、趙韙のは各地の豪族や荊州と手を結び、劉璋を攻撃したんじゃが、東州兵らが必死に戦うことによって、成都を包囲する趙韙軍を撃退し、彼らはそのまま趙韙の本拠地江州まで進撃してくるんじゃ。
ここに至り、趙韙配下の龐楽は寝返りを打って、趙韙の兵を殺害し、趙韙自身も斬殺した、とあるんじゃ。
趙韙は民心を掴んでいた、とは言うが、案外配下の将達の性根までは見抜けていなかったのかもしれんな。とは言え自身も殺されるかも、と言う段階に至ってはやむなしか。
そうじゃな、主君に道連れにされるのは必ずしも美徳とは言えんからのう。
さて、これにより龐楽の紹介はおしまいじゃな。続けて能力評価と行こうかの。彼はワシのみの評価じゃな。
能力評価
龐楽は趙韙の軍に居て、寝返った後趙韙の軍だけでなく、趙韙自身を殺害していることから、趙韙の側近くに仕える親衛隊的な立場の人物と判断し、腕っぷしの強さから軍事を高めの評価としたんじゃよ。
その一方でそれ以降は記録が途絶えておることから、他の評価は抑えめとさせてもらったんじゃよ。
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雑談ぢゃ
さて、龐楽の能力評価じゃな。
親衛隊長として、分かり易い能力だな。軍事が突出して高く、他は抑え目と言う。
知謀がちょっと高いのはらしくない気がしますがどう言うことでしょうか。
うむ、趙韙を裏切ってだまし討ちを行った、と言うことから僅かに知謀を高め賭したんじゃよ。実際のところははっきりしないがの。
よし、ちょっと短いが、これで終わりじゃな。良ければ次もよろしく頼むぞい。
よし、それでは俺も帰るぞ、またな。
張郃さん、お疲れさまでした。次もよろしくお願いします。他の人物に興味ある方は、下の索引からご覧くださいね。
