さて、今回は趙雲の長男、趙統の紹介じゃな。演義では趙広同様に諸葛亮に趙雲の死を告げる役割で出てくるんじゃよ。さて、それでは趙統について見ていくとしようかのう。
さて、今回は趙統の紹介じゃな。趙雲の長男、趙広の兄に当たる人物じゃな。
どうも、張郃だ。彼もまた趙広と同じようにあまり記述があるとは言えない人物だな。
演義では趙広と共に趙雲の死を伝える場面で出てくるだけですね。正史であまり記述がないのも張と同じでしょうか。
そうだな、彼も役職関係は載っているが、そこまでのようだな。
うむ、それでは趙統について見ていくとしようかのう。
能力評価
さて、それでは各項目ごとに評価を見ていくとしようかのう。
軍事・統率
蜀志『趙雲伝』を見ると趙統は虎賁中郎・督行領軍となったとあるんじゃ。ちなみにこの役職じゃが虎賁中郎督・行領軍ではないか、と言う説もあるようじゃな。
確かに虎賁中郎で終わっては尻切れだからな。どちらにしても軍の監督役を務めていた、と言うことから弟の趙広に比べると統率が高い評価となっているのだな。
その一方で、前線での戦いの記述や戦果が特に何もないことから、軍事は弟よりも抑えめにした、と言う感じですかね。
知謀・政治
知謀と政治は弟の趙広と同様に特筆すべき記述が特に何もないことからの評価じゃな。
同じ2世でも関羽や張飛の息子たちは文官職に就いていますが、趙雲の息子はどちらも一貫して武官なのですね。
↓ バナーをクリックしてくれるとうれしいぞい
簡単解説
天舞三国志ですが、趙広と比べて趙統の方が能力が低いのですね。
確かに趙広に勝っている能力が一つもないな。役職ではなく前線で戦った、と言うのを評価していると言うことか。
逆に三国尉14は師匠と同様統率を弟より高くしていますね。
まあ極端な差はつけていないが、それでも総合的にはやや趙統の方を上にしているようだな。
役職を見れば兄の方が上じゃから、ワシも趙統の方が総合的には少し上かな、と言う印象を受け、それで今回のような評価としたんじゃよ。と言ったとこで、今日は終わりじゃな。次からは劉備の子孫たちの登場じゃ。よろしく頼むぞい。
よし、それでは俺も帰るとするか。次もよろしく頼む。
張郃さん、お疲れさまでした。次もまたよろしくお願いしますね。