さて、今回紹介するのは孫権じゃな。ご存じ呉の初代皇帝であり、3国の一角を形成した大英雄の一人じゃな。じゃが、見ていくとどうもそれだけではない側面も見えてくるんじゃよ。
案内人
くまの爺・・・三国志好きのタダの爺さん、もちろん某く〇モンとは何も関係ない(それ以上はいけない)。三国志好きが高じて史書に載っているほぼ全ての武将のDB化をしてやろうと大それたことをもくろむ。終わりの目途は・・・全く立っていない。
弟子・・・師匠の無茶な道楽に付き合わされる可哀そうな弟子。最近は張郃とのやり取りが多いせいか、無駄なツッコみは減っている模様。実は弟子と書いて「ていこ」と言う名前だったりする(師匠は最近思い出したようだ)。
張郃・・・くまの爺が一番好きな武将とお話ししたい、と謎の技術で召喚された可哀そうな人物。もっとも本人は現代生活を結構楽しんでいるよう。無理やり召喚されたためか、くまの爺の持ってる範囲の記憶しか残っておらず、ちょっと残念。
四方山話
さて、今回からまた少し長くなりそうじゃが、孫権の紹介じゃな。さすがにここを見に来る人で知らん人はいないじゃろう。
父親は孫堅、兄は孫策で、二人とも戦争にすごく強い印象がありますが、孫権はそうでもありませんね。
父や兄と違って、軍事面で目立つ実績はほとんど残していないからな。赤壁にしても周瑜の活躍で魏軍を撃退しているが、この時孫権自身は合肥を攻め落とせず、退却しているぐらいだ。
そう言った側面もあり、孫権は色々と評価の難しい人物なんじゃよ。劉備にもちょっと通じる部分はあるかのう。
能力評価
さて、それでは各項目について見ていくとしようかのう。
軍事・統率・知謀・政治
孫権もまた、語ると結構長そうになりそうなので、まずは今回は戦績から見ていくとしようかのう。
軍事と統率が低めなのがちょっと気になりますね。特に統率は曹操も劉備も高いですから、この辺りが違う点ですよね。
まあ、その辺りはこの後に見せる戦績を見れば、何となくわかるであろうな。
人物紹介
軍事面の実績
対劉勲 〇 (盧江)
対黄祖 △ (沙羨)
対李術 〇 (盧江)
対黄祖 △ (江夏)
対黄祖 △ (江夏)
対黄祖 〇 (江夏)
対張喜 × (合肥)
対曹操 △ (濡須)
対朱光・董和 〇 (皖城)
対魏将 △ (石陽)
対曹休 〇 (皖口)
対満寵 × (合肥新城)
対満寵 × (合肥新城)
14戦 5勝4敗5分
およそ以上になるかのう。勝率は3割6分ほどじゃな。見てわかるのが何度も同じ相手と戦って勝ち切れない。相手の問題もあるが、特に城を落とし切れない状態が多いんじゃよ。
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簡単解説
こうやって見ると、城攻めでは良いとこがないですね。
この時代、城を短期間で墜とすのは難しいからな。ある程度仕方ない面はあるが、この勝ち切れなさが、呉がなかなか勢力を伸長できなかった要因の一つであろうな。
それにしても魅力があると言う点で、もう少し統率は高いと思っていました。
確かにそこが気になる点なのは確かだな。
この辺りは次辺りで少し詳しく説明していこうかのう。とりあえず今日はここまでじゃな。
よし、それでは今日のところは帰るとするか。
張郃さん、今日はお疲れさまでした。次もまたよろしくお願いしますね。