さて、今回紹介するのは徐和じゃな。彼も司馬俱等と同様、字や生没年は不明じゃ。
彼も黄巾賊の将領の一人で司馬俱とセットで語られる人物じゃな。
大体のことは司馬俱のところで語っておるから、余りこちらで語ることはないかもしれんのう。
さて、今回は徐和じゃな。彼も黄巾賊の将領の一人じゃ。
彼と司馬俱は一緒に行動していたんですか。
そうじゃな、彼らが名前が出てくるのは実際には官渡後じゃからな。この時期は首領と言うよりもただの農民だったかもしれん。まあじゃが黄巾賊も管亥一人と言うのも味気ないでのう。
それでは紹介をお願いします。
人物紹介
さて、それでは徐和の紹介じゃな。
彼は済南の出身と言うんじゃ。徐姓の有名人と言うと徐晃や演義なら徐庶、呉なら徐盛等がいるが、彼らは全て出身地を異としておる。
一番近いのは東莞出身の徐奕かのう。もっとも後に魏の重鎮となる徐奕と血縁関係はまずないじゃろうな。
さて、徐和の出番は司馬俱の所に書いてある通りじゃな。
この時に司馬俱の行方は不明となるんじゃが、徐和は戦死しておるようじゃ。
彼の人物紹介はここまでじゃな。続いて能力評価と行くぞい。今回はワシの評価のみじゃな。
能力評価
徐和は司馬俱と共に城を攻め、官吏を殺害していることから軍事はやや高めじゃ。
じゃが夏侯淵にはあっさりやられてしまった。所在不明となった司馬俱と違い、徐和はここで戦死しているので、司馬俱よりは軍事統率共にわずかに抑え目の評価としておるんじゃよ。
↓ バナーをクリックしてくれるとうれしいぞい
雑談ぢゃ
さて、徐和の能力評価じゃな。
彼は司馬俱とセットと言うだけあって、能力も似たような感じなのですね。
まあ、そうじゃな。特に目立つエピソードでもあれば、また違った評価となるんじゃが、同じように出てきて同じようにやられた、となると似た評価になるのも已むを得まい。
そうですね、これで評価がガラッと違うと基準が分らなくなってしまいますからね。
うむ、少なくとも同時に出てきた時は、似たような評価にしておきたいのう。
それにしても官渡後の話となると、黄巾の乱の後から20年近く経って、まだ黄巾賊が活動しているってすさまじい話ですね。
そうじゃな、それだけ後漢末の混乱が酷く根深い問題であった、と言うことじゃな。
彼等も別に好き好んで賊になった訳ではない、そう考えるとちょっとかわいそうではありますね。
まあしかし、官吏の殺害はイカン。罪は罪、じゃな。さて、今回はここまでじゃな。青州黄巾賊もいったん終了じゃ。青州は孔融が筆頭勢力で、全体的に小粒じゃのう。良ければ次も見てくだされ。
良ければ次も見てくださいね。下に人名索引を載せておきます。興味ある方がいましたら是非ご覧ください。