さて、今回から曹一族の紹介じゃな。ここからは夏侯一族よりももっと多いぞい。まずは曹安民、曹操の弟の息子に当たる人物の紹介じゃな。
さて、今回は曹安民の紹介じゃな。上でも書いているように曹操の弟の息子なんじゃよ。
どうも張郃だ。直接の面識はないが、恐らく安民が字で間違いなかろうな。
彼は演義にも出ていて、張繡の反乱の折に戦死しています。出番もそれなりにあったので結構有名なのではないでしょうか。
演義での内容は正史のそれとほぼ同じだな。違うのは演義では曹操の兄の子となっているが、正史では弟の子、と言うぐらいか。
そうじゃな、それでは早速見ていくとしようかのう。
能力評価
さて、それでは各項目について見ていくとしようかのう。
軍事・統率・知謀・政治
魏志『武帝紀』によると、197年曹操が宛に赴いた際、張繡は降伏したが、後になってそれを悔やみ、再び反逆したんじゃ。
曹操は彼と戦ったが負け戦となり、流れ矢に当たって怪我をし、長男の曹昂と弟の子の曹安民は命を落とした、とあるんじゃ。
後は曹丕の著した『典論』に同じ内容の逸話が書かれているぐらいじゃな。曹安民に関してはこれぐらいしか記録がないのう。
『典論』では「従兄の曹安民」と書かれている。当時の文帝殿は10歳であったことから、文帝殿よりは年上であったろうな。
演義の方がもう少しいろいろと書かれていたのですね。能力評価も難しかったように思いますね。
↓ バナーをクリックしてくれるとうれしいぞい
簡単解説
評価が作品ごとにバラバラですね。三国志14は軍事が、鄭問三国志は統率が一番高く、知謀と政治もそこそこの値です。
それだけ評価のしようがない、と言うことだろう。お主の師匠はどういう判断をしたのか・・・ふむ。
うーん、師匠の性格ですと、字の付け方から判断していそうですね。
安民(民を安んじる)と言う辺りから文治肌の人物と判断した、と言ったところか。ベタな話だが、まあ理解できないこともないか。
まあ判断できそうなのがその辺りしかないからのう。ワシもかなり苦し紛れに評価した数値じゃから、これに関してはどの能力が正解と言うのはないじゃろうな。さて、そんなところで曹安民の紹介は終わりじゃな。
よし、それでは俺も帰るとするか。
張郃さん、今日はお疲れさまでした。次もまたよろしくお願いしますね。