さて、今回紹介するのは孫晧、呉のラストエンペラーじゃな・・・。ふうむ、ついにこの日が来てしまったか。実は彼は毀誉褒貶が非常に激しく、評価の非常に難しい人物なんじゃよ。とは言え泣き言ばかり言ってもおれんのう。
案内人
くまの爺・・・三国志好きのタダの爺さん、もちろん某く〇モンとは何も関係ない(それ以上はいけない)。三国志好きが高じて史書に載っているほぼ全ての武将のDB化をしてやろうと大それたことをもくろむ。終わりの目途は・・・全く立っていない。
弟子・・・師匠の無茶な道楽に付き合わされる可哀そうな弟子。最近は張郃とのやり取りが多いせいか、無駄なツッコみは減っている模様。実は弟子と書いて「ていこ」と言う名前だったりする(師匠は最近思い出したようだ)。
張郃・・・くまの爺が一番好きな武将とお話ししたい、と謎の技術で召喚された可哀そうな人物。もっとも本人は現代生活を結構楽しんでいるよう。無理やり召喚されたためか、くまの爺の持ってる範囲の記憶しか残っておらず、ちょっと残念。
四方山話
さて、今回から孫晧の紹介じゃな。上でも書いてある通り、呉のラストエンペラーじゃ。
結構暴虐な王だったため、それが原因で呉は滅びた、とよく言われていますね。
実際のところは誰が王であってもあの呉を支えることは厳しかったであろうがな。最後の王はとかく悪く言われがちだ。
そうじゃな。特に孫晧の場合は書簡などの記録を読んでいると、これが本当にあの孫晧?と思ってしまうような場面も多いんじゃよ。
とは言え、線引きはしていかねばならん。今回は最初に能力を載せるが、場合によっては途中で評価を変えるかもしれん。
それぐらい彼は読めん人物なのじゃよ。
能力評価
さて、それでは各項目について見ていくとしようかのう。
軍事・統率・知謀・政治
孫晧については色々語りたいことが多くある。そこで、詳細は次回以降としていこうと思うんじゃ。
具体的にはどう言う感じで彼の人物像を追っていくのか決まっているのですか?
そうじゃな・・・彼はワシにはある人物を想起させるんじゃ。どちらも非常に才人と思える面があり、その一方で政治家としては非常に厳しい評価を降さざるを得ない。
まずは孫晧の才気を感じさせる部分を紹介し、さらに彼に類似しているとワシが想起させる人物との比較をちょっとやってみようかのう。
そしてその後、孫晧の暗黒面を列記していくとしよう。
ふむ、最初に良い面を見せてやろうと言うのはお主の恩情だな・・・悪くはないぞ。
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簡単解説
さすがに魅力や師匠の統率と言った辺りは壊滅的な評価になっていますね。
それにしても三国志14はちょっと評価が低すぎる気もするが・・・まあこれが最後の皇帝の宿命か。
ラストエンペラーになると言うことは、全ての責務が彼一人にのしかかる、と言う意味ですか?
正解だ。事実がどうあれ、国を滅ぼした訳だから、どうあっても悪く言われることこそが彼らの責務でもあるのだ。
ただ、ワシはそれだけでは納得がいかんのじゃよな。彼が本当はどんな人物であったかワシは気になる。無能だから、暴虐だから、の一言だけでは片づけたくない。
と言うことでまたちと長丁場となるかもしれんが、孫晧について次から見ていくとしようかのう。
やれやれ、史書の通りに読めば苦労せずに済むものを、難儀な爺さんだw。
張郃さんお付き合いありがとうございます。次もまたよろしくお願いしますね。