さて、今回紹介する人物は楊密じゃな。楊彪と同じ楊姓ではあるが血縁関係は不明じゃな。字や生没年も不明じゃ。それでは彼について見ていくとしよう。
さて、今回紹介するのは楊密じゃな。
どうも、張郃だ。楊密殿は自分もあまり知らないな。
と言うことはマイナー武将になるんですね。
覚えておらんやもしれんが、一応演義にも出ておるんじゃ。役割もほぼ同じだったはずじゃな。一応楊彪や郭汜のところにも出ておるぞい。
とは言えチョイ役でしょうから、演義での話は覚えていないですね。楊彪さんの話はさすがにちょっと覚えていますが。
うむ、それでは彼について、早速見ていくとしようかのう。
人物紹介
さて、楊密に関して出番は一ヶ所のみじゃな。『董卓伝』の裴注、華嶠の『漢紀』によると、郭汜は公卿をもてなし、李傕を攻撃するつもりで公卿に意見を求めたんじゃ。ここで楊彪が意見を言うんじゃな。
詳細は郭汜、楊彪の所に載っておるぞい。
楊彪が諌言をするも、言葉が強かったために郭汜は立腹し、楊彪を手ずから斬ろうとするんじゃ。
ここで中郎将の楊密や左右の者の多くが諫めたので、郭汜はやっと彼を放した、とあるんじゃ。
放した、と言うことは自ら楊彪を掴み、その場で殺害しようとしていた、と言うことか。本当に危機一髪だったのだな、楊彪殿は。
そうじゃな、ちなみに楊密殿の中郎将はあちこちで出ておるが、ここでは禁中に勤め、天子に侍従して護衛するのが役割じゃな。と言うことは楊密もそれなりに、腕に自信があったかもしれんのう。
さて、これにて楊密の紹介は終わりじゃな。続けて能力評価に行くぞい。今回はコーエーテクモさんに出ておるぞい。
能力評価
楊密は中郎将と言うことで宮中の警護を勤めていると言うことや、郭汜の暴走を抑えるために諌言していることから、武芸にも一定の造詣があると見て軍事が少し高めじゃ。
また諌言できるだけの知識も持ち合わせていることから、知謀や政治も標準ぐらいの評価としたんじゃ。他に実績がないから、抑えめではあるがの。
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雑談ぢゃ
さて、楊密の能力評価じゃな。
三国志14では知謀と政治の方が高いのだな。まあこの時期、役職に求められる能力と就任する人物の能力が乖離し、豪族が金に元を言わせて官位を得ていたことも多いからな。
郭汜を諫めていることからも、コーエーテクモさんの方は、文官寄りの能力と言うことですかね。
恐らくそう言うことじゃろうな。この辺りは読み方次第、と言うことであろうな。
まあ、記録が残っていなければ、ある程度は予測で考察するしかないからな。
そうじゃな・・・さて、これにて楊彪の紹介は終わりじゃ。面白かったと思えば、次もよろしく頼むぞい。
よし、それでは俺も帰るか、次もよろしく頼む。
張郃さん、お疲れさまでした。次もよろしくお願いします。