三国志に釣られクマー

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三国志好きの三国志好きによる三国志好きのための何か

有力武将比較(魏呉蜀)

ほっほっほ、どうもくまの爺ですじゃ。さて、李通の紹介のところで三国の有力武将のおよその比較ができると書いたので、実際に比べてみようと思ったんじゃよ。

張郃だ。ふむ、初期の人物紹介もだいぶ進んだから、確かに良いころ合いと言えるか。 

ランキングでは見ていますが実際の比較、と言うのはやったことがないですね。

従来の三国志ゲームとはだいぶ印象が違うじゃろうとは思うが、多少能力の上下はあっても、いずれも時代を代表する武将であり、戦えば〇〇の方が勝つ、と簡単には言えないぐらいの力関係と言うことは確かじゃな。

タイトルを見る限りは魏呉蜀の三国の比較と言うことですね。

その他の群雄まで紹介しだすと収拾つかなくなり、当初の目的から逸脱しそうだからな。 

そうじゃな。ちなみに紹介順は蜀呉魏の順番として見ようかのう。 

有力武将(蜀)

名 前 軍事 統率 知謀 政治
 黄 忠   178   112    95    62  
 張 飛   189   112   117    40  
 関 羽   183   106   134    84  

 

蜀を代表とする武将は。黄忠張飛関羽が今のところ紹介されておるんじゃが、こうやって並べてみると分かるように3人共軍事が高いのが特徴じゃな。そしてその一方で統率は軍事程は高くないんじゃよ。

これは彼らがあくまでも攻撃的役割を担っておったことを表したような感じじゃな。後は多少演義のイメージを引きずっている部分もあるじゃろうな。

また張飛関羽は兵の少ない時代に劉備の別動隊を率いたり、決して正面からの攻撃のみでない、調略をかけたりと言った側面が見られるので知謀が高めじゃ。一方劉備軍の先鋒としての役割に徹していた黄忠は知謀はそこまででもないんじゃな。

有力武将(呉)

名 前 軍事 統率 知謀 政治
 孫 堅   172   145   150    95  
 黄 蓋   150    95   156   117 
 韓 当   172    90    57    95  
 朱 治   117   145   106    90  
 程 普   172   139    95    90  

 

呉を代表とする武将は。黄蓋韓当朱治、程普に加えて君主の孫堅が筆頭の武将として自ら最前線で戦っておったので、特例として孫堅もここに紹介しておるんじゃよ。

こちらも軍事が皆高いのは当然として、孫堅朱治、程普は統率の高さが目立つんじゃよ。これは孫堅らに匹敵する勢力を持つ豪族がいたことの裏返しでもある、と言うことじゃな。

それと関羽達と違い、皆全体的に政治が高いのも特徴じゃな。これは呉が豪族の寄り合いであり、各武将自身が一国一城の主のような立場であったことを表しているんじゃよ。その中でも黄蓋は政治以外にも関羽同様、調略も行い奇襲用の武将として非常に優秀な人物であり、呉でもかなり貴重なタイプの武将なのが見てわかると思うんじゃ。

有力武将(魏)

名 前 軍事 統率 知謀 政治
 曹 仁   189   134   112    73  
 曹 洪   139   156   62    84  
 夏侯淵   167   150    62   101 
 朱 霊   167   101   106    84  
 于 禁   150   183    79    106 
 張 郃   161   145   156    95  
 臧 覇   167   117   101  112 
 文 聘   150   156   112    84  
 李 通   178   128    73    90  

 

魏を代表とする武将は曹仁夏侯淵等を代表とする親族武将、そして曹操に協力した豪族の李通や臧覇。彼らは地方領主として、軍事のみならず政治もそれなりに高いんじゃよ。

それと、曹仁夏侯淵于禁張郃と言った武将達は後に都督級としての活躍から統率が高い。これは呉と比べても多いのではなかろうか。また、于禁や文聘等のように防衛戦で活躍したことで統率の評価を高めている、と言えるじゃろうな。この手の武将は呉蜀ではまだ出てきておらんからのう。

魏の武将と蜀の武将を見比べていくと知力と統率が入れ替わったような関羽曹仁が丁度かみ合うような感じじゃなかろうか。張飛は防衛に長けた于禁と対を成し、黄忠は李通が好敵手たる存在になるのではなかろうか。

また呉の武将と比較した場合、恐らく華北で豪族として活躍していた李通、臧覇、朱霊辺りは朱治黄蓋と比せられると思えるんじゃ。黄蓋はその知略の高さは張郃殿とも比せられる存在じゃろうな。

 

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雑談ぢゃ

ほっほっほ、さて、各勢力の武将を見て如何じゃったかのう。

さすがに単独で見ると、魏は呉に対しても蜀に対しても圧倒しているように思いますね。

とは言え、呉蜀が協力体制を結べば、この時点で対抗できない訳ではないがな。侮れない相手だ。 

軍事面に特化している蜀、政治も含めてバランスよく高い呉、それらを併せ持つ魏、と言う感じじゃからな。

後半になるとこの差が広がっていくんですか?

うむ、単純に国力比で言うと魏:呉:蜀で7:2:1ぐらいの差があるからのう。中原が荒廃から立ち直り、人が戻ってくると人材面も魏がどんどん充実してくるんじゃよ。

三国時代ではもう時すでに遅し、と言うことですか。

そうじゃな、ほぼほぼ逆転の目はない。後は華北が何らかの大混乱に陥るのを待つしかない状況と言えるじゃろうからな。さて、今回はここまでじゃな。

次からは残りの勢力の紹介だな。それでは俺も帰るとしよう、ではな。 

分かりました、良ければ次も見てくださいね、それではまたです。