さて、今回は臧戒の紹介じゃな。彼は臧覇の父親、と言う後継者と言うには少し珍しい立ち位置の人物じゃな。それでは彼の逸話について見ていくとしようかのう。
案内人
くまの爺・・・三国志好きのタダの爺さん、もちろん某く〇モンとは何も関係ない(それ以上はいけない)。三国志好きが高じて史書に載っているほぼ全ての武将のDB化をしてやろうと大それたことをもくろむ。終わりの目途は・・・全く立っていない。
弟子・・・師匠の無茶な道楽に付き合わされる可哀そうな弟子。最近は張郃とのやり取りが多いせいか、無駄なツッコみは減っている模様。実は弟子と書いて「ていこ」と言う名前だったりする(師匠は最近思い出したようだ)。
張郃・・・くまの爺が一番好きな武将とお話ししたい、と謎の技術で召喚された可哀そうな人物。もっとも本人は現代生活を結構楽しんでいるよう。無理やり召喚されたためか、くまの爺の持ってる範囲の記憶しか残っておらず、ちょっと残念。
四方山話
さて、今回は臧戒の紹介じゃな。上でも書いているが、臧覇の父親なんじゃよ。
どうも張郃だ。彼についてはそのちょっとした逸話から、お主の師匠はどうしても出したかったのであろうな。
結構興味深いエピソードがあるのですか?
それほど多数の事績がある訳ではないがのう。それでは臧戒について見ていくとしようかのう。
能力評価
さて、それでは各項目について見ていくとしようかのう。
軍事・統率・知謀・政治
さて臧戒に関する記録は主に臧覇のところに入っているようじゃな。
父の臧戒は県の獄掾となったが、法を盾に太守が勝手に人を殺そうとしたのを聞き入れなかった。太守はたいそう腹を立て、臧戒を逮捕して役所に連れてこさせた。
その時護送の者が百余人いた。臧覇は十八歳であったが、食客数十人を引き連れ、ただちに費西山の山中において彼を無理やり奪い返した。
護送者は行動する勇気もなかった。そのまま父と共に東海に亡命したが、この事件のため彼の勇敢さは聞こえ渡った。(『臧覇伝』)
獄掾と言うのはどの程度の職種になるのでしょうか?
獄卒とかになるとどちらかと言うと身分の低い人物が就く感じだが、獄掾となるとそれなりの立場、豪族などが就くことになるから、まあそれなりの立場だな。
太守とかに仕える身分ですから彼等より立場は下なのでしょうが、地元の有力者が就く、と言う感じなのですね。
そうだな、彼の救出のために食客数十人が参じている、と言うことなどから、人望もある、と見て統率を高くした、と言うことだな。
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簡単解説
190年当時の主役となる豪族の父親と言う、ちょっと珍しい立ち位置ですが、さすがに他の作品には出てきていないですね。
他の豪族でもあまりいないであろうな。父親の兄弟とかは出てくるであろうが。
まあ臧戒は太守の無茶な命令にもきちんと拒否できる、骨のある人物じゃからな。ぜひ紹介したかったんじゃよ。さて、臧戒に関する紹介はここまでじゃな。良ければ次もまたよろしく頼むぞい。
よし、それでは俺も帰るとしよう。
張郃さん、お疲れさまでした。次もまたよろしくお願いしますね。