さて、今回は高柔の長子である高儁の紹介じゃな。彼もまた詳細は語られておらんが順調に昇進しておったようじゃな。
さて、今回は高儁の紹介じゃな。高柔の長子に当たる人物じゃな。
どうも、張郃だ。正史本文には出てこない人物だな。
正史本文に出てこないと言うことは裴松之注の方に記録がある、と言うことですね。
言う通り、彼は魏志『高柔伝』の裴松之注『晋諸侯賢』に出てくる人物で、大将軍掾にまで登った人物だな。
『晋諸侯賢』と言うことは晋時代で活躍した人物なのであろうな。それでは見ていくとしようかのう。
能力評価
さて、それでは各項目ごとに評価理由を見ていくとしようかのう。
軍事・統率・知謀・政治
魏志『高柔伝』の裴松之注『晋諸侯賢』を見ると、高柔の長男は大将軍掾になった、とあるんじゃ。掾は各曹の長を指しているんじゃが、どの曹か分からず、能力もどの分野が得手なのかははっきりしなかったんじゃよ。
ふむ、ただ軍事に携わっていることから軍事を、父親の高柔の能力を反映して知謀を高めにしていると言うことだな。
高儁の評価は難しそうですね、父の能力を純粋に反映させるなら、軍事と政治の能力を逆にするのもありかもしれません。
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簡単解説
結構評価に苦労しているのが伺えますね。
軍事とも文治ともどちらでも良いような評価になっているからな。ただ大将軍に属していることから軍事と知謀を高くして、遊撃将として使える評価にしたのであろうな。
そう言われると軍事と統率が高いと言うのはあまり高柔の息子らしくないように思いますね。
更に言うなら太守や刺史にならずに大将軍府に属していたことから、政治もそこまで高くはしなかったのであろう。
そうじゃな。軍事に手を染めていることと、政治家としての実績・役職は見えてこないことからこのような評価としたんじゃよ。さてそれでは高儁についてはこれで終わるとするかのう。
それでは俺も帰るとするか。次もまたよろしく頼む。
張郃さん、お疲れさまでした。次もまたよろしくお願いしますね。