さて、今回は蜀の五将軍の関羽について、魏で彼らと比較対象になりそうな武将は具体的に誰になってくるのか、その辺りの比較を行っていこうかと思うんじゃよ。
案内人
くまの爺・・・三国志好きのタダの爺さん、もちろん某く〇モンとは何も関係ない(それ以上はいけない)。三国志好きが高じて史書に載っているほぼ全ての武将のDB化をしてやろうと大それたことをもくろむ。終わりの目途は・・・全く立っていない。
弟子・・・師匠の無茶な道楽に付き合わされる可哀そうな弟子。最近は張郃とのやり取りが多いせいか、無駄なツッコみは減っている模様。実は弟子と書いて「ていこ」と言う名前だったりする(師匠は最近思い出したようだ)。
張郃・・・くまの爺が一番好きな武将とお話ししたい、と謎の技術で召喚された可哀そうな人物。もっとも本人は現代生活を結構楽しんでいるよう。無理やり召喚されたためか、くまの爺の持ってる範囲の記憶しか残っておらず、ちょっと残念。
勢力概要
さて、今回は蜀を代表する五将軍を代表する関羽に対して、魏で今のトコ出てきている武将との比較を行っていこうと思うんじゃよ。
どうも、張郃だ。関羽と張飛は仮に魏に来たとしてもトップクラスの評価を受ける武将だ、つまり対象は我ら魏の五将軍や、曹仁殿らとなる感じか。
その内でもタイプや立場的にちょっと近い感じの人物を紹介していこうと思うんじゃよ。
単に似たタイプの武将を載せる、というだけでもないのですね?
そうじゃな、求められた立場ともっている能力はまた別ものじゃからな。それでは順に見ていくとしようかのう。
能力一覧
関羽
さて、これに対して魏でよく似た立場の人物は誰か、と言うと次の人物じゃろうな。
夏侯惇
立場として一番近いのが夏侯惇殿と言うのは、納得のいくところであるな。ただ求められた立場に対し、己の才を合わせることができたかどうかが、両者の運命を分けたと言えるな。
さすが張郃殿は鋭いのう。夏侯惇は軍事自体の実績は少ないが、配下の武将や兵士たちからの信頼は厚く、晩年は大将軍に就任したり、26軍の司令官の立場にまで登った。
一方の関羽も荊州を任されるなど夏侯惇に近い役割を任されていたが、他の将たちと折り合いが悪く、荊州をまとめきることができんかったんじゃよ。
こうやって比較すると、同じような立場でも評価ポイントが真逆な点が、両者の明暗を開けている、と言う感じですね。
そうじゃな、関羽は良くも悪くも一将軍として優秀な人物であって、周瑜や後の諸葛亮、そしてここで挙げた夏侯惇のような都督タイプの人物とは少し毛色が違うと思うんじゃよ。
さて、それでは関羽に似たタイプの武将と言うと誰がいるか。パッと見ていったところ、一人該当しそうな人物がおったんじゃな。それは次の人物じゃ。
曹休
なるほど、能力的に見ると知略にも長け、軍事能力でも評価を受けていたが、賈逵殿と折り合いが悪かった曹休殿はちょっと近いかもしれないな。
軍事と知謀が高く、統率と政治が少し抑え目な点で、能力の傾向も非常に近いものがありますね。
もう少し新しい人物が追加されてくれば、関羽とよく似た能力の人物も出てくるとは思うんじゃが、現時点では曹休が近いじゃろうな、どちらも最後の戦いで手痛い敗北を喫した点もよく似てると言えるからのう。
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説明ぢゃ
さて、関羽と魏の将との比較、どうじゃったかな。
関羽とよく似た魏の武将は、他にいたとは思うが、おそらくはまだ紹介されていない、と言ったところであろうな。
張郃さんは関羽と近い評価の未知の武将がもう浮かんでいるのですね。
まあ、この辺りは大体身近にいれば想像がつくところであるからな。
3者とも高位に登っているが、関羽と曹休は晩節を汚してしまったところが残念な点じゃな。そしてさらっと似たタイプの武将が複数挙げられる辺りが魏の底力、と言ったところじゃろうな。
さて、今日のとこはここまでじゃな。次は張飛、可能なら馬超も見ていきたいのう。
よし、それでは一旦俺も帰るとするか、ではまたな。
張郃さん、お疲れ様でした。良ければ次もまたお願いしますね。