三国志に釣られクマー

三国志に釣られクマー

三国志好きの三国志好きによる三国志好きのための何か

曹操勢力(まとめ)・その2

こちらは曹操勢力(まとめ)・その1です。その1はこちら

さて、今回は曹操陣営の紹介、2回目じゃな。

軍事面は曹仁のような人物がいましたが、考えてみたら政治面も相当ですよね。

そうじゃな、荀彧を筆頭に曹操や荀悦等、優秀な人材が揃っておるのう。

そうですね、さっそく見ていきましょう。

能力一覧

曹操勢力(政治) 

   能力 
曹 操

f:id:kumajisan:20210115001732p:plain

夏侯惇

f:id:kumajisan:20210124010527p:plain

衛 茲

f:id:kumajisan:20210127225357p:plain 

 荀 彧 

f:id:kumajisan:20210203232619p:plain 

 荀 悦 

f:id:kumajisan:20210205000049p:plain

 荀 衍 

f:id:kumajisan:20210206043621p:plain 

政治面では荀彧と曹操、荀悦が筆頭じゃな。特に荀彧は内政、人材登用、外交、相談役とほぼ全てにおいて活躍をしており、非常に重要な人物と言えるじゃろう。しかも荀彧の場合はそれだけ自分一人でこなしながら、自分の代わりを務められる人間を多数推挙しておる点じゃな。

例えば蜀の諸葛亮は才能だけで言えば荀彧に引けを取らん人物じゃったと思う。じゃが彼らがどんなにすごかったとしても個人としてできることには限界がある。それは曹操でも同じじゃ。

じゃが彼らに足りない、手が回らない部分の代わりを務めてくれる人物がいればもっと国は良く回るんじゃ。荀彧は個の限界を、組織の力で見事に突破させ、魏を強国に導いたと言えるじゃろうな。

続いて上に挙げた人物の主な役割じゃな。

役割

曹操(君主・前線の統治

曹操は軍事のみに限らず、政治面でも大いに力を発揮してくれる。じゃがそれは戦場に出ずに後方に控えて、と言うものではないじゃろう。戦場で戦いながら、政治力の高さを生かして前線の統治と、豊富な行動力から様々な指示を行い、国を動かしてもらう役割を担ってもらいたいのう。

軍政どちらも八面六臂の活躍を期待したいとこじゃな。

夏侯惇(後方の防衛・代理統治)

夏侯惇曹操と逆方面の統治を任せておきたいとこじゃの。たとえば史書で実際にやっておったのが曹操が漢中方面に出張っておった時に揚州方面で呉に対して睨みを利かせておったような感じじゃな。

ついでに政治力の高さを生かして、現地の治水面の改善を狙いたいとこじゃな。

衛茲(工作・引き抜き)

衛茲はどちらかと言えば知謀に優れた人物であるので、前線に近いところで敵陣営のかく乱、破壊工作、引き抜きなどを任せたいとこじゃな。もちろん政治力も一定以上あるので、治水も並行して行わせたいところじゃ

荀彧(本拠の開発・人材登用等全般)

荀彧は本拠の要として開発、人材登用など全般を任せたいところじゃな。また曹操が遠征に赴く際の兵站面、丁度蕭何の役割も任せたいところじゃ。

人材が揃ってこれば、役割を分担させて、荀彧にはより多くの人材を発掘してもらう方へ注力してもらっても良いかもしれんのう。

荀悦(後方の開発)

荀悦も荀彧ほどではないが、優れた政治能力を有しておる。その一方で軍事面の能力が高い訳ではないので、できれば後方の安全な地域で開発の進んでおらんところの統治を任せたいとこじゃの。

もしくは曹仁のや曹洪のように軍事能力は高いが政治能力がそこまででもない人物の副官として、前線の統治のサポート役として使ってやるのも手じゃな。

荀衍(オールマイティ)

荀衍は政治面も曹操同様、何でもできるタイプじゃな。政治が多少抑え目なので、衛茲に近い、工作を得意とするタイプじゃが、当地も十分任せられる。もう少し能力を上げたいのであれば優秀な副官を据えればよいだけじゃからな。

彼のような人物が一人陣営におると、軍団編成に幅が出て便利良いんじゃよ。

 

 ↓ バナーをクリックしてくれるとうれしいぞい

説明ぢゃ

ほっほっほ、どうもくまの爺ですじゃ。さて、曹操陣営のまとめ、今回は政治篇じゃな。政治面も優秀な人物が多いのう。

袁紹陣営と比べても初期から100越えてるのがどちらも4人と、武将の数を考えると曹操陣営優秀ですね。

そうじゃな。じゃがまあ、袁紹陣営も沮授や田豊、審配等の最重要家臣は揃っておらん。これが揃ってくるとやはり恐ろしい勢力と言うことになるかのう。

それでも曹操陣営は荀彧一人いるのが非常に大きいんですね。

うむ、それこそ芋づる式に人材を引っ張ってくる。少々癖のある人物じゃろうと、曹操なら使いこなせる、とどしどし呼び込むんじゃ。

しかも推薦した人が皆優秀だった、と言うことですもんね。

実際、現代の感覚で言うなら推薦した人達10数人が皆実績を残して、実力で大臣まで上り詰めるようなもんじゃからな。恐らく細かく推挙した人物はもっと多いじゃろうな。

現代の政治家で、それに見合いそうな人物って、簡単には思い浮かばないですね。

まあ政治システムそのものが大きく違うからの、一概に比較はできんわい。ただ、そう言う人を見る目がある人物はおってほしいのう。

曹操も改めてみるとやはり凄いですね。軍事も政治もどちらもと言うのはいないですものね。

そうじゃな、たとえて言うなら、酒に関する自分の研究成果をレポートにまとめて国に提出し、戦術に関する書籍を何冊も出版し、剣道大会では何度も勝利をおさめ、囲碁では名人と対局、ステージでは自ら作詞作曲した曲を歌う、そんな人物が総理大臣を務めておるようなもんじゃからな。

さらっと書いていますけど、本当にそんな人がいたらヤバイですよ。

まあ実際おった訳じゃからなあ。とは言え尋常ではないバイタリティと、色んなことに興味を持てる性格あってこそじゃな。さて、曹操陣営の紹介はここまでじゃな。次からは新しい勢力の紹介じゃな。

良ければ次も見てくださいね。それではまたです。