さて、今回紹介する人物は王晨じゃな。王允の兄の子に当たる人物じゃ。彼も王一族の一員として長安にいたんじゃよ。彼は王允と共に処刑されたのか、どんな運命をたどったのか見てみるとしようかのう。
さて、今回は王晨と言う人物の紹介じゃな。
王晨さんと言う人物は演義では出ていないですよね。王允さんの一族なのですね。
うむ、じゃが知っている人にしてみたら王淩の兄と言った方が分かり易いかのう。
どうも、張郃だ。ほう、王淩将軍の兄か、しかし兄の話はあまり聞かないな、まさか王允殿と共に処刑されたのか?
うむ、それでは早速見ていくとしようかのう。
よろしくお願いします。
人物紹介
さて、王晨じゃが、董卓の暴虐の頃、弟の王淩、父の王宏、叔父の王允と共に長安に住んでいたんじゃよ。
192年、董卓を殺害したのまでは良かったが、その後李傕と郭汜等が長安に攻め寄せてきて、呂布は敗北して東へ逃れ、王允は李傕等に追い詰められる。
詳細は書いておらんが、王允が殺害された時、妻子一族10人余りを殺害した、とあるんじゃ。王宏もこの時殺害された一人に入るようなんじゃな。
当然そのままでは王晨、そして王淩も共に処刑されるのは間違いない。王宏の指示なのか自発的かは分からんが二人は自ら剣を振るって血路を開き、長安からの脱出に成功するんじゃ。
恐らくこのことから董卓の一党と感じた王允は蔡陽を処刑しようとした時、当時の名士の多くが彼のために弁護した、とあるんじゃ。王允はそのことから処刑を中止しようとしたが、採用は既に処刑された後であった、と言うことじゃな。
さすがに王淩どのだな。文武両道と謳われただけのことはある。しかし兄の王晨殿も同様に脱出に成功するとは、なかなかの逸材のように見えるが、その後の話を聞かないな。
さよう、王晨殿はその後ぷっつりと記録が途絶えてしまうんじゃ。田舎に引きこもって世に出ないようにしたのか、もしくは若くして亡くなったのかは分からんのじゃ。
さて、これにて王晨の人物紹介は終わりじゃな。続けて能力評価に行くぞい。今回はワシのみの評価じゃな。
能力評価
王晨は長安から脱出の折、武勇を振るっておるであろうことから軍事を高めとしたんじゃ。
じゃがそれ以降の記録がなく、実績がないことから他は全て抑え目の評価とさせてもらったんじゃよ。王允が軍事のみ唯一低めなので、彼を副官にすることで軍事能力を補えそうじゃな。
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雑談ぢゃ
さて、王晨の能力評価じゃな。
ふむ、まあ実績がほとんど見えてこないから評価としては仕方がない、と言ったところか。
それでも軍事が高いと言うのは見ようによっては利点になりませんか。
そうじゃな、王允が丁度軍事のみ能力値が100を下回るんじゃが、王晨を副官にしてやることですべて100を超える、優れた軍団が一つ出来上がるんじゃよ。
丁度足りない部分を狙って補うことができるとは、おそらくだが弟の王淩将軍ではこうは上手くいかないのだろうな。
そうじゃな、王淩はどちらかと言えばオールマイティに何でもできるタイプじゃから、逆に王允と能力が被ってしまいもったいないんじゃよ。じゃから王晨のような一芸タイプの人物も絶対使いどころがある、と言うのが面白いところじゃな。
さて、ちと短いが王晨の紹介はここまでじゃ。面白かったと思えば、次もご覧くだされ。
よし、それでは俺も帰るか、次もよろしく頼む。
張郃さん、お疲れさまでした。次もよろしくお願いします。