さて、今回紹介するのは楊白じゃな。字や生没年は不明じゃ。本当に楊姓の人物が多いのう。彼もまた楊昂や楊任との姻戚関係性は良く分からんのう。
さて、今回は楊白の紹介じゃな。
どうも、張郃だ。漢中は楊姓の人物が多いな。近くで言うと楊彪殿等の弘農楊氏が有名だが、もう一つ巴郡の大姓として楊氏がいる、距離的に言うと巴郡の方から流れてきている可能性が高そうだな。
楊白はまた何か変わったエピソードがあったのでしょうか。
まあ、ただの一武将、と言うだけでなかったのは確かじゃな。それでは見ていくとしようかのう。
人物紹介
さて、そうなると出てくるところはある程度限られるじゃろう。彼の出番は蜀志『馬超伝』にあるんじゃよ。
馬超は何度か隴上で敗北を喫し、漢中に出奔するんじゃ。
そしてしばしば北征して涼州を奪取したいと望み、張魯に兵を貸してくれと頼んだんじゃよ。張魯は望み通りいかせたんじゃが、結局勝利は得られなかったんじゃ。
そしてそうなってくると張魯配下の武将達も不穏な動きを見せてくるんじゃよ。将軍の楊白等は馬超の能力を恐れていたことから、これを契機にと馬超を殺害しようとしたんじゃよ。
これにより馬超は武都から氐族の居住地に逃げ込み、そしてそこから蜀へ出奔したんじゃよ。
勝てば勝ったでめんどくさい事態に陥るであろうからな。どちらにしても当時の馬超は詰んだも同然の状態であった、と言うことだな。
さて、これで楊白の出番は終わりじゃな。続けて能力評価と行こうかの。彼は鄭問さん以外に登場のようじゃな。
能力評価
楊白は張魯の将であることから、軍事面を高めの評価としたんじゃよ。また馬超殺害の謀議に加担しておったことから知謀も軍事に次いで高めの評価としたんじゃ。
じゃが馬超の才能に恐れたり、殺害計画も失敗していることから、全体的な評価は抑えめじゃな。
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雑談ぢゃ
さて、楊白の能力評価じゃな。
ふむ、三国志14だと字が違うのだな。しかも能力が楊昂や楊任と比べても一段低い評価になっているな。
確か演義の名前だと楊柏と言う字になっていましたね。
そう言うことじゃな。しかも演義では馬超は劉備軍の五大将軍の一人じゃからな。それを殺害しようとしたり、色々と妨害した楊柏が良い扱いを受ける訳もなかろう。
なるほど、それで他の二人に比べると能力も低めとなっているのだな。
まあワシの評価もそこまで高い訳じゃないがのう。さて、楊白の紹介はここまでじゃが如何じゃったろうか。良ければ次もよろしく頼むぞい。
よし、それでは俺も帰ろう。
張郃さん、お疲れさまでした。次もよろしくお願いします。他の人物に興味ある方は、下の索引からご覧くださいね。