三国志に釣られクマー

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三国志好きの三国志好きによる三国志好きのための何か

曹(兗州)一族(まとめ)その3

さて、今回は文人・文官として名を残した人物を中心に見ていくとしようかのう。さすがに君主・武官の方にだいぶ取られはしているが、こちらも優秀な人物は多いぞい。

 

案内人 

くまの爺・・・三国志好きのタダの爺さん、もちろん某く〇モンとは何も関係ない(それ以上はいけない)。三国志好きが高じて史書に載っているほぼ全ての武将のDB化をしてやろうと大それたことをもくろむ。終わりの目途は・・・全く立っていない。

弟子・・・師匠の無茶な道楽に付き合わされる可哀そうな弟子。最近は張郃とのやり取りが多いせいか、無駄なツッコみは減っている模様。実は弟子と書いて「ていこ」と言う名前だったりする(師匠は最近思い出したようだ)。

張郃・・・くまの爺が一番好きな武将とお話ししたい、と謎の技術で召喚された可哀そうな人物。もっとも本人は現代生活を結構楽しんでいるよう。無理やり召喚されたためか、くまの爺の持ってる範囲の記憶しか残っておらず、ちょっと残念。 

勢力概要

さて、今回は文官・学者や博士等での活躍が目立つ人物を紹介するぞい。

どうも、張郃だ。文人としては最大級の実績を持つ曹植殿や曹丕殿が含まれないと言っても優秀なのは多そうだな。 

知謀や政治の高い人物が非常に多かったですからね。こちらも楽しみです。

うむ、それでは曹一族を代表する文官について見ていくとしようかのう

能力一覧(文官・文人候補)

曹一族  

  能力 
夏侯恵

夏侯玄

曹 嘉

曹 羲

曹 翕

曹 冏

曹 袞

曹 攄

武官に関しては大きく、軍事と統率に優れた最前線指揮官タイプと軍事と知謀に優れた遊撃指揮官タイプ、全ての能力が高いバランスタイプがいるようじゃな。

役割

夏侯恵(能吏

彼は才能と学問に優れ、上奏文を書くのに非常に優れていた、とあるんじゃ。

また鍾会の兄の鍾毓としばしば議論を戦わせ、多くの場合は夏侯恵の意見が採用された、とあることからも有能な官僚、と言う感じの人物じゃな。

夏侯玄(大政治家

夏侯玄は才能に優れ、九品中正法の問題点を指摘し、その解決策も提示する等、なかなか得難い才能を持った政治家であったんじゃな。

他にも官吏の一元化など、時代に合わせたシステムを提案したりもした。ただ、司馬一族に目を付けられ、最後は反乱者として処刑されてしまったのが非常に残念じゃ。

曹嘉(政治家・詩人

曹嘉は同時代の曹志や曹翕に才能は及ばない、とされながらも、優れた人格と素質から、非常に高く評価された人物じゃな。

詩文を残しており、また郡太守もこなすなど、文人としても官僚としても優れた人物と言えるじゃろうな。

曹羲(文人・能吏)

曹羲は司馬懿を祭り上げるための上奏文の草案を考えたり、『論語集解』の編纂に携わるなど、なかなか文人的資質に優れた人物じゃな。

それだけでなく、兄の暴走を食い止めようと諫めたりするなど、曹爽の兄弟の中では一番できた人物じゃったと思うんじゃな。それだけに処刑されたのは残念じゃな。

曹翕(統治者・学者

彼は政治家としては特筆すべき実績はないものの、その徳の高さは有名で、また当然のように学問にも優れた人物だったんじゃよ。

彼の著述には『解寒食散方』があり、五石散を薬用として使えないか、研究を行っていたようなんじゃな。

曹冏(政治家

彼は曹騰の兄弟の系譜に当たり、曹操とは遠縁の立場のようじゃな。少帝の時代には一族の長老のようなポジションだったんじゃよ。

この頃、過去の6王朝の興亡について詳しく論じた意見書を提出し、親族をもう少し優遇するよう求めたんじゃよ。。

曹袞(学者・文人

曹袞は曹植と同様、早熟の天才児で、若くして文人としての才能を発揮しておったんじゃ。才能は曹植にはわずかに及ばなかったようじゃが、好んで彼と張り合うほどだったことから、相当に優れた才能を持っておったと思うんじゃな。

また慎み深い性格であったことから徳も高かったと見え、その辺りも統率に反映された形じゃな。

曹攄(能吏・文人

曹攄は曹休の曾孫として、一番新しい世代の人物じゃな。彼もまた非常に優れた文才を持っており、その一方で郡太守などでも実績を残しており、総合力に優れた人物だったようじゃな。

最後は賊討伐の際に戦死してしまったようじゃが、惜しい話じゃな。

 

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説明ぢゃ

さて、曹一族の文官・文人たちのまとめじゃな。

比較対象が曹植等の時代を超越した文化人であるためにどうしても小粒に感じてしまうが、見ていくと優れた人物が多いのだな。 

そうですね、曹操の一族らしく才能のある人物が多いですね。

武人と違い、こちらはゲームでも出てこない人物も多いから、逆に新鮮じゃな。さて、今日のとこはここまでじゃな。

よし、それでは俺も帰るとするか、ではまたな。 

張郃さん、お疲れ様でした。良ければ次もまたお願いしますね。