三国志に釣られクマー

三国志に釣られクマー

三国志好きの三国志好きによる三国志好きのための何か

孫晧(そんこう) 字:元宗(242~284)その5

さて、今回は孫晧の紹介5回目じゃな。今回は孫晧が前回殺害した人物達について、少し深掘りをしていこうと思うんじゃよ。

 

目次

案内人 

くまの爺・・・三国志好きのタダの爺さん、もちろん某く〇モンとは何も関係ない(それ以上はいけない)。三国志好きが高じて史書に載っているほぼ全ての武将のDB化をしてやろうと大それたことをもくろむ。終わりの目途は・・・全く立っていない。

弟子・・・師匠の無茶な道楽に付き合わされる可哀そうな弟子。最近は張郃とのやり取りが多いせいか、無駄なツッコみは減っている模様。実は弟子と書いて「ていこ」と言う名前だったりする(師匠は最近思い出したようだ)。

張郃・・・くまの爺が一番好きな武将とお話ししたい、と謎の技術で召喚された可哀そうな人物。もっとも本人は現代生活を結構楽しんでいるよう。無理やり召喚されたためか、くまの爺の持ってる範囲の記憶しか残っておらず、ちょっと残念。 

四方山話 

さて、今回は孫晧の紹介5回目じゃな。今回含めて、後2回ぐらいで終わらせていきたいのう

孫晧は前回誅殺された人物達の、誅殺に至る要因を見ていくと言うことですね。

ただの暴君だから、で片づけたくはないであろうからな。 

まあ、多分そんな単純に割り切れるような話ではないと思うからのう。

人物紹介 

濮陽興と張布

この二人は万彧の讒言に拠り誅殺

徐紹

魏に降伏し、更に徐紹が中原(魏)を称賛しているとの讒言により誅殺

朱皇后及び息子の二人

孫休側の皇族の勢力を弱めるため、朱氏を密かに殺害、皇子4人の内2人も殺害。

王蕃

万彧や陳声の讒言により孫晧に嫌われていき、最後は宴会の席上で斬られる。

楼玄

剛直な人物のため、孫晧と衝突、孫晧の取り巻き達に讒言され流罪、後に毒を仰いで自殺。

賀邵

孫晧の取り巻き達に讒言される、一旦許されるも、後に疑心暗鬼に捉われた孫晧により誅殺された。

韋曜

孫晧のお気に入りであったが、寵愛が衰え捕縛され、最後は誅殺された。

李勖(追加)

何定が李勖の娘を息子の嫁に、と望むのを断ると、何定は李勖を讒言、誅殺される。

さて、新たに李勖が追加され、それぞれが誅殺された原因を簡単にまとめてみた、もう分かるな?

異様なまでの讒言の多さ・・・ですね。名前が出ているので言うと、万彧、陳声、何定と言う人物が上がっていますが・・・多過ぎませんか? 

多いと思うか・・・実は孫晧の佞臣と呼ばれる人物はもっといる。そして彼等こそが、恐らく孫晧をここまで狂わせた元凶と言えるだろうな。

恐らく孫晧としては悪いことをした、と言う報告が上がってきているから処罰をした、と言うぐらいの感覚しかなかったであろう。

ただ、孫晧自身が全ての元凶であるかのような書き方はやはり納得はいかん。

と言うことで、次回は孫晧の取り巻きで佞臣と言われた人物達を紹介し、さらに自身が孫晧にちょっと似ていると思える人物についても言及して〆としようかのう。

 

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