さて、今回紹介するのは王子法じゃな。
彼は多分知らない人がかなり多い人物じゃなかろうか。史書本編にも出てこない人物のようじゃな
さて、今回は王子法と言う人物じゃな。さすがにこの辺りになってくると、知らん人の方が多いかのう。
私も知らないですね。そう言えば何で急に索引とか作り出したんですか?
うむ、例えばワシ自身は元データから順番に載せていっておるから、その人物情報が載っているかどうかの区別はすぐできるんじゃが、そう言う情報がなければ、そもそもどの人物情報が載っているか分らんじゃろう。
確かにそうですね。必要に応じて検索しようとしても入っていない、と言うことは普通にありそうですね。
そうじゃな、じゃから索引ページを作って、どの人物が載っているか分かるようにしておいたんじゃよ。各人物紹介のところに、索引ページへの誘導も入れていくようにしようかのう。
分かりました、よろしくお願いします。
さて、王子法じゃが史書本編には出てこない、かなりマイナーな人物と言えるのう。それでは早速紹介といこうかの。
人物紹介
さて、王子法じゃが、彼は崔琰伝の中で孔融の紹介が裴松之の注釈によって行われておるんじゃ。そしてその注釈の中に彼の名前は出てくるんじゃな。
司馬彪と言う人物が著した『九州春秋』によると、孔融は青州の片隅に孤立したまま、中国内部の実力者と手を結ばんかったんじゃよ。
その状況じゃが、例えば当時曹操や袁紹、公孫瓚の各実力者は互いに協力し合っていたが、孔融は数百に満たない戦士と、一万石に足らない穀物を所有しているだけであったと言うことらしいんじゃ。
そして王子法と劉孔慈は無茶な議論をする大した才能もない男たちだが、信用されて腹心となった、とあるんじゃよ。そして王子法の出番はこれで終わりなんじゃ。
ちなみに司馬彪は晋の時代の人間で、司馬炎の従兄弟に当たる人物だったりするんじゃな。他に『続漢書』を手掛けたのも彼らしいんじゃ。昭和初期頃の話を、今まとめてるようなもんかのう。
と言ったところで人物紹介はここまでじゃな、続いて能力評価と行こうかの。今回は、ワシのみの評価じゃな。
能力評価
王子法は『九州春秋』によるとあまり高い評価ができんようじゃな。そのため全体的に抑え目の能力としておるんじゃ。ただ書かれておる内容から見ると、文官らしきことが伺えるので、知謀と政治の方がやや高めじゃな。
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雑談ぢゃ
さて、王子法の能力評価じゃな。彼はさすがにあまり高い評価ができんかったのう。
記述内容だけですと、どうしてもそうなってしまいますかね。
『九州春秋』は比較的近い時代の書物じゃから、多分王子法と言う人物がおったのは確かだと思うんじゃがな。
他に彼の名前が出てこないから、どこまでが事実なのかは最早わからないですね。
そうじゃな、まあ孔融のところには玉石混合、色んな人物がおった、彼はその石の方だった、と言えるかのう。さて、今回はここまでじゃな。
良ければ次も見てくださいね。それと下に人物索引のページを載せておきます。気になる人がいたら、こちらからご覧ください。