さて、今回紹介するのは桓鄰と言う人物じゃな。先日桓治の所でも名前が出ておるからお分かりの方のいるじゃろうが、彼は桓治の弟にあたる人物じゃな。
さて、今回は桓鄰と言う人物の紹介じゃな。
どうも、張郃だ。ふむ、上でも書いているが桓治の弟にあたる人物だな。
士徽に殺害されてしまうんですよね。さらっと桓治の所で書かれていますが、詳細が今回わかるということですね。
そうじゃな、そこまでボリュームがあるわけではないので、さっくりと見ていくとしようかのう。
人物紹介
さて、桓鄰と言う人物、史書に出てくる人物はわずか一ヶ所のみなんじゃな。呉志『士燮伝』を見ると、まずは士燮亡き後、交州を広州と交州の二つに分けるんじゃが、この時に交州刺史を載良とし、さらに交阯太守に陳時と言う人物を抜擢するんじゃよ。
載良と陳は共に合甫まで来るんじゃが、この時士燮の息子の士徽は自ら交阯太守を名乗り、配下の部族兵を動かして、載良の着任を阻止しようとしたんじゃよ。
この時に士徽を諫めたのが交阯の桓鄰じゃな。
桓鄰は士燮が取り立てた役人であったんじゃが、彼は士徽の行為は身を亡ぼすものと危惧し、叩頭して士徽に載良を迎え入れるように諫めたんじゃよ。
忠義の士ではあるが、上の人間がそれを受け入れられる器量があるかどうか。なければ悲惨なことになる、と言う例だな。
そうじゃな、この時の士徽はそれを受け入れられることができんかったようじゃな。士徽は桓鄰に腹を立て、桓鄰を鞭打って殺してしまったんじゃよ。
弟を殺された桓治が反乱を起こしたのは先に述べた通りじゃな。もう少し士徽が状況を把握できていればのう。さて、これにて桓鄰の人物紹介は終わりじゃな。続けて能力評価と行こうかの。今回は鄭問さん以外に登場してるようじゃな。
能力評価
桓鄰は当時の情勢を読み取り、士一族の危機を感じ取って諫めていることから、情報収集と判断力に優れた人物と判断し、特に知謀を高くしたんじゃよ。
また桓鄰の死に怒った桓治等が士徽を攻撃したことなどから、魅力のあった人物と判断し、統率も高めの評価としたんじゃ。
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雑談ぢゃ
さて、桓鄰の能力評価じゃな。
ふむ、お主と三国志14は文官としての能力を高めに評価しているのだな。そう考えると天舞三国志の評価は少し違和感を感じるな。
確かに、先日の桓治と比べても、ずいぶん低いですね。
もしかしたらそこはただの役人でしかなかった、と言う点を評価してのことかもしれんのう。
ふむ、事績よりも立場から評価した、と言うことか。桓治は軍を率いる将として名が残っているからな。
もしかしたらそうかもしれんのう。さて、これにて桓鄰の紹介はここまでじゃな。良ければ次もよろしく頼むぞい。
よし、今日はここまでだな、俺も帰るか。
張郃さん、お疲れさまでした。次もよろしくお願いします。他の人物に興味ある方は、下の索引からご覧くださいね。