さて、今回紹介する人物は周直じゃな。字や生没年は不明。彼もまた呉覇同様、三国志の中ではマイナーな人物と言えるであろうかのう。それでは見ていくとしようかのう。
さて、今回は周直の紹介じゃな。
どうも、張郃だ。呉覇同様、彼もあまり記憶にない、が関係あるとすればやはりあの人物か。
演義でも恐らく出てきていないですよね。張郃さんは誰と関係あるのかわかったんですか？
まあ、この辺りの有名人と言えば限られるからのう。それでは早速見ていくとしようかのう。
人物紹介
さて、周直も記録はとても少ないんじゃが、どこに出てくると言えば、それは魏志『李通伝』じゃな。
李通は朗陵において、同郷の陳恭と共に兵を挙げたんじゃ。丁度この頃、周直と言う者がいて、二千余家の人々を集めており、陳恭・李通とは表面上は仲良くしていたらしいんじゃが、内面はしっくりいってなかったようなんじゃ。
最終的な考えの違いから、李通は周直殺害をもくろんだんじゃが、同じ気持ちを抱いていたはずの陳恭はそれを拒むんじゃよ。
李通殿は生半可なことでいきなり相手を殺害しようとするような人物ではないから、何かどうしても許せない部分があったのであろうかもしれないな。
こればかりは詳細が無いから分からんのう。
さて、周直殺害を陳恭は拒んだんじゃが、どうもそれは決断力がなかったからのようで、そのことを知っていた李通は自分だけで計画を立て、周直と会合を開き、酒宴の最中に周直を殺害した、とあるんじゃよ。
これにて周直の記述はおしまいじゃ。それでは能力評価を見ていくとしようかの。今回もワシのみの評価じゃな。
能力評価
周直は二千余家を従えるほどの人物であったことから、能力の中でも統率を特に高めとしたんじゃよ。
じゃが李通に殺害されたことなどを鑑みて、全体的な能力は抑えめじゃな。
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雑談ぢゃ
さて、周直の評価じゃな。
統率が高いのは二千余家を率いていた、と言う実績からか。とは言え軍を率いるのとはまた少し意味が違うからな。
そう言えば異民族の方達も数百とか千家とか率いていましたね。
彼らはまた生活様式が違うからの。率いている家の数がある意味軍隊に直結するからのう。
李通殿はそれにしても何を以て周直暗殺を考えたのか、今度聞いてみるか。
うっ、その辺りは聞いてみたいんじゃが、それじゃと歴史が変わってしまうかのう。さて、周直の紹介はここまでじゃな。次もよろしく頼むぞい。
よし、それでは俺も帰るか、次もよろしく頼む。
張郃さん、お疲れさまでした。次もよろしくお願いします。他の人物に興味ある方は、下の索引からご覧くださいね。
