さて、今日は王政の紹介じゃな。彼は張純の食客じゃったんじゃ。
字や生没年は不明じゃな。
あまり語ることはないが、彼が何をし、どうなったかを語るとしようかいの
人物紹介
まず食客じゃが、主筋に当たる人が何らかの才ある人達を養うことを指しておる。彼も張純に養われていたと言うことは、何らかの才を持っていたのであろうな。
王政が何時頃から張純に養われるようになったかは不明じゃが、異民族の所に逃げ込んでからよりは中山太守じゃった時期ぐらいから食客であった、と考える方が自然かのう。
そして張純が異民族の司令官となった後も従っておったと思われる。じゃが劉虞が赴任して異民族の王達に調略を仕掛けて離反させ、張純を孤立させた辺りから情勢が変わったのであろう。
もしかしたら調略の手は王政にも及んでおったのかもしれん。張純を討ち取った後に彼がすぐ列侯になったことからも何となく窺い知れるのう。さて、と言うことで能力評価じゃ。今回はワシ評価のみじゃな。
能力評価
王政は主君を暗殺した、と言う点から軍事を高めにしておる。彼を張純の副将にしておけば良い感じの軍団になりそうじゃな。張純も何故漢に反乱なんぞしたのかのう。
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雑談ぢゃ
ししょー、「列侯」て何ですか?
ふむ、列侯か。これは日本で言う伯爵とか侯爵とかの爵位と同じようなものじゃな。漢の時代にはこの爵位が20階級に分類されておったんじゃが、列侯と言うのはその最上級に位置しておったんじゃ。
そう聞くと列侯になれる、と言うのはかなり凄いことが分かりますね。
うむ、しかも列侯は封邑として土地が与えられるんじゃが、その土地からの税収を手に入れることができる。実利も伴ったものなんじゃな。ちょっとうらやましいのう。
師匠、万年貧乏生活ですもんね。
大きなお世話じゃ。とは言えこれだけの爵位を授かるからには裏で何らかの取引があったとみるべきではなかろうかのう、とワシは思うのじゃ。
そしてそれを成し遂げるだけの武勇を王政は持っておったのではないか、と言うのが軍事が高めの理由じゃな。
まあ主筋を討つのはどうなんじゃ、と言うのはあるかもしれんが、元々張純が漢を裏切っておるからのう。
こう言うのは難しい問題ですね。
うむ、まあそうは言ってもワシは能力評価をするだけじゃ。人道とかそういう議論は他の連中に任せれば良い。では今日はここまでじゃな、またの
次も見てください、それでは!